Bored Ape Yacht Club(BAYC)とは | コミュニティ要素が強いNFT

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NFTといえば、CryptoPunksが長らく最も有名で、人気のあるNFTでしたよね。

しかし、最近Bored Ape Yacht Club（BAYC）の勢いがすごく、すでにCryptoPunksを超えたとまで言われます。

 

最古のNFT「CryptoPunks」をも凌駕しつつあるBored Ape Yacht Club（BAYC）とはいったいどのようなNFTなのでしょうか？

今回の記事では、Bored Ape Yacht Club（BAYC）の特徴やロードマップについて紹介させていただきます！

目次

一目で分かるBored Ape Yacht Club（BAYC）

表は2022年8月30日時点の情報をまとめたものです。

プロジェクト名 Bored Ape Yacht Club（BAYC）
ブロックチェーン イーサリアム
コレクション 10,000体の類人猿NFT
ミント価格 0.08ETH（イーサリアム）
フロア価格 77.69ETH
取引最高額 1,024ETH
総取引額 約657,200ETH
Twitterフォロワー数 1,013,000人
購入方法 OpenSea
購入方法の詳細はこちら

世界最大級のNFTプロジェクトと言われるだけあり、他のNFTプロジェクトと比較するとすべてが桁違いとなっています。

わずか0.08ETHだったものが、1,024ETHまで価格を上昇させたBored Ape Yacht Club（BAYC）を手掛けたYuga Labsのマーケティング手腕には、感服せざるを得ません。

 

ちなみにYuga Labsは2022年に入ってからライバル的存在であったNFT「CryptoPunks（クリプトパンクス）」までを買収し、完全にWeb3業界で最強と言っても過言ではない企業に成長しています。

それではBored Ape Yacht Club（BAYC）について詳しく紹介していきます。

Bored Ape Yacht Club（BAYC）とは

Bored Ape Yacht Club（BAYC）は2021年4月にYuga Labsによってリリースされた類人猿をモチーフとしたNFTアートです。

Bored Ape Yacht Club（BAYC）の類人猿は、コンピューターのアルゴリズムによって自動でランダム生成されており、それぞれ異なった類人猿が全部で1万体います。

 

ランダムに作成された類人猿は目や帽子、アクセサリー、毛皮などが異なっており、完全に同一の類人猿は存在しません。

シンプルな類人猿よりも、毛皮の模様が珍しかったり、目が特殊な類人猿が高値で取引されています。

Bored Ape Yacht Clubの特徴

NFTを所有することでYacht Clubの会員になれる

Bored Ape Yacht Club（BAYC）のNFTをあなたが所有することで、Yacht Clubの会員になることができます。

たとえばOpenSeaで取引高1位のCryptoPunks(クリプトパンクス)は、アートとしての価値しかありません。

しかしBored Ape Yacht Club（BAYC）はコミュニティ要素が重要視されているのです。

たとえば、あなたがYacht Clubの会員になると以下のような特典が与えられます。

  • 会員限定のdiscordチャンネル
  • 犬やミュータントのNFTを無料配布
  • 専用のデジタル空間にあるホワイトボードに落書きできる権利
  • リアルな世界でのコンサートやパーティへの参加（オフ会）
  • 限定のグッズ販売

2021年の10月～11月にかけて、Yacht Club会員向けイベント「Ape  Feat」がニューヨークで開催されました。

このイベントはYacht Club初のリアルイベントで、ヨットを用いたパーティーや著名なコメディアンやロックバンドをゲストに迎え大々的に行われました。

「Ape Fest」は2022年6月にも開催が予定されており、ふたたび盛り上がりを見せることでしょう。

熱狂的な支持者が多い

Bored Ape Yacht Club（BAYC）は、歌手のジャスティンビーバーやサッカー選手のネイマール、ラッパーのスヌープドッグ氏、日本でも関口メンディー氏など著名人やセレブの多くが購入しているNFTです。

 

特にスヌープドッグ氏はBored Ape Yacht Club（BAYC）の大ファンのようで、

2022年8月にはアメリカのヒップホップMCのエミネム氏とスヌープドッグ氏でビデオ・ミュージック・アワードでBored Ape Yacht Club（BAYC）の姿でパフォーマンスしました。

日本でも有名な大手スポーツブランドのアディダスも、2021年末にBored Ape Yacht Club（BAYC）と提携しNFTを購入しており、今後さらなる著名人や大企業の参入が期待できます。

OpenSeaで取引高2位を誇る人気NFT

世界最大のNFTマーケットプレイスのOpenSeaでBored Ape Yacht Club（BAYC）の取引高は、CryptoPunks（クリプトパンクス）に次ぐ第2位を誇っています。

CryptoPunks（クリプトパンクス）は2017年にリリースされたのに対し、Bored Ape Yacht Club（BAYC）は2021年にリリースされた歴史が浅いNFTなので、勢いはBored Ape Yacht Club（BAYC）のほうがあるかもしれません。

 

一部ではすでにCryptoPunks（クリプトパンクス）を抜いているとも言われています。

BAYCホルダーは商業化権を付与される

Bored Ape Yacht Club（BAYC）ホルダーは、このNFTを商売目的として利用することが許可されています。

 

たとえば、アメリカの俳優「セス・グリーン」はエイプを題材にした番組を立ち上げていたり、

ラッパーのスヌープ・ドッグ氏はチームを結成してBAYCをテーマにしたレストランをオープンしています。

 

あなたも同じように、BAYCホルダーになれば、BAYCを使ったビジネスを始めることが可能というわけです！

これほどに有名で人気なNFTをうまく利用すれば、大きなビジネスチャンスとなりそうですね。

 

出典：https://decrypt.co/102008/snoop-dogg-to-open-bored-ape-nft-themed-dessert-restaurant

Bored Ape Yacht Clubのロードマップ

ロードマップ1.0

ロードマップ1.0はBored Ape Yacht Club（BAYC）発売開始時に公表していたものです。

内容としては

  • 公式YouTubeチャンネルの開設
  • グッズ販売
  • ヨットパーティーの実施

などがありました。

これらロードマップ1.0はすべて実行されており、新たに「ロードマップ2.0」が2021年9月に発表されました。

ロードマップ2.0

ロードマップ2.0は2021年9月にTwitterにて画像で発表されました。

画像なので詳細は不明ですが、

  • 3DモデルのNFT
  • メタバース空間やブロックチェーンゲームでの大規模なイベント
  • Mutant Ape Yacht Club（MAYC）とのコラボ

などが示唆されています。

Mutant Ape Yacht Club（MAYC）とは、Bored Ape Yacht Club(BAYC)の保有者に対して、エアドロップした突然変異した類人猿をモチーフにしたNFTアートです。取引高はBored Ape Yacht Club（BAYC）に次ぐ第3位で、非常に人気なNFTです。

Bored Ape Yacht Clubの価格

Bored Ape Yacht Club（BAYC）のミント価格と、2022年8月30日時点での最低価格（フロアー価格）を記載します。

最新の価格や販売状況などはOpenSea公式サイトから確認できますので、そちらをご参照ください。

ミント価格

0.08ETHでミントされました。

最低価格（フロアー価格）

77.69ETH

Bored Ape Yacht Club公式情報

 

Bored Ape Yacht Clubの購入方法

Bored Ape Yacht Club（BAYC）はNFTコレクションの取引サイトOpenSeaで購入が可能です。

【購入の仕方について、詳しくはこちら】
NFTマーケットプレイス（取引所 ）とは？最初はココ！OpenSea（オープンシー）について解説

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