日本発のフリーミントNFT「KUMALEON(クマレオン)」が盛り上がっています!
先日のミント時にはOpenSeaの取引量ランキング7位を記録しました。
当然、ただのカワイイクマちゃんではありませんよ。
この記事では注目のNFTプロジェクト「KUMALEON」の特徴、アーティストOKAZZ氏の実績、プロジェクトの今後の展開、価格情報、購入方法について解説しています。
ひと目でわかる!KUMALEON(クマレオン)
次の表は2022年9月21日時点の情報をまとめたものです。
プロジェクト名 | KUMALEON(クマレオン) |
ブロックチェーン | イーサリアム |
コレクション | 3,000体のKUMA |
Twitterフォロワー数 | 約1万8,200人 |
取引最高額 | 0.62ETH |
ミント価格 | 0ETH(フリーミント) |
フロア価格 | 0.39ETH |
総取引額 | 448ETH |
購入方法 | ・OpenSea 購入方法の詳細はこちら |
KUMALEON(クマレオン)とは
KUMALEONは日本発のNFTプロジェクトで、3,000体の立体的なクマのキャラクター(KUMA)を着せ替えて楽しむことができるNFTです。
2022年9月19日にミント(一次販売)され、OpenSeaの24時間取引量ランキングでは、一時世界7位にまで上昇しました。
現時点のOpenSeaでのトータルボリュームは448ETH(約8,600万円)!
本日(2022年9月21日)行われたパブリックセールはたったの2分で完売しています。
国内外で大変注目されていることがわかりますね!
ファウンダーの中にはGenerativeMasksプロジェクトに関わっている人物もいて、今後のプロジェクト進展に期待が膨らみます。
そんなホットなNFTであるKUMALEONの特徴をまとめました。
KUMAがまとうジェネラティブアート
KUMALEONのコンセプト「なんにだってなれる」は、「自分を押さえつける必要はなく、今すぐにでもなりたいものに進化できる」というプロジェクトの理念です。
この理念のとおり、KUMALEONたちには、ページを読み込むたびに模様が変わるというユニークな特徴があります。
具体的には、KUMALEONでは2種類のトークン規格を使用していて、これらを組み合わせたり差し替えたりすることによって模様が変わって表示される仕組みになっています。
KUMALEONで使用されている2種類のトークン
・KUMALEONベースモデル(ERC-998)
・ジェネラティブアート(ERC-721)
つまり、ジェネラティブアートの3Dキャンパスとして無地KUMAが存在し、システムによってさまざまな模様が反映されているということです。
【参考記事】Generative Artってなに?KUMALEONファウンダーToshiさんに聞きました(ビットフライヤーのインタビュー記事)
コーディングで着せ替えを楽しめる
KUMALEONの最大の特徴は、コーディング※でNFTの着せ替えを楽しめるということです。
「KUMALEON Coding Challenge」は、KUMALEONに実装する絵をプログラミングする企画です。
p5.jsというサイトで誰でもコーディングすることができ、Twitter上には「#KumaKreative」のハッシュタグでさまざまなKUMAの姿が投稿されています。
少しプログラミングを知っている方なら気軽に作成できるとのことですが、簡単なJavascriptレベルしか知らない筆者には少し難しかったです。
筆者のように、プログラミングがわからない!という方は、公式が紹介しているこちらの非公式チャレンジガイドのサンプルコードを動かして雰囲気を楽しむことができますよ!
アーティストOKAZZ氏とは
KUMALEONの人気の理由の一つは、間違いなくこの可愛らしいベースKUMAのデザインでしょう。
KUMALEONのデザインはメインアーティストであるOKAZZ氏と14名のクリエイターが手掛けています。
OKAZZ氏は、クリエイティブコーダー・ジェネラティブアーティストとして活動されている日本人です。
25歳からプログラミングとアートを融合させる方法を探し始め、コードで描画するというジェネラティブアートに行き着いたOKAZZ氏は、自身の作品をOpenProcessingやFoundationなどのプラットフォームで世界に発表されています。
2021年10月に発表されたこちらの作品(動画)は、3.7ETHで落札されており、OKAZZ氏のアートが高く評価されていることがわかります。
OKAZZ氏はいくつかのジェネラティブNFTプロジェクトにも関わっており、NFTの先進的な活用方法として一部で話題になった「Nishikigoi NFT」のアートのも手掛けています。
Nishikigoi NFTは錦鯉をシンボルにした1,500個のNFTコレクションで、人口800人の限界集落である山古志地区(新潟県長岡市)活性化のための世界初の地方創生NFTプロジェクトです。
OpenSea Nishikigoi NFT コレクションページ
今回、Nishikigoi NFTホルダーは全員、KUMALEONのホワイトリストに招待されています。
大手取引所ビットフライヤーともコラボを実現
KUMALEONは、仮想通貨の国内最大級取引所であるビットフライヤー(bitFlyer)ともコラボレーションしています。
ビットフライヤーは今後もNFT関連のコラボレーションを展開するとのことで、今回のKUMALEONのプレゼント企画は、NFTコラボキャンペーンの第1弾とされています。
ビットフライヤーが本格的にNFT市場に入ってくれば、将来的にはコインチェックのように独自のNFTマーケットプレイスをリリースすることもあり得るかも?
国内NFT市場の盛り上がりには欠かせない会社なので、注目していきたいですね!
コインチェックNFT(Coincheck NFT β版)とは?特徴や買い方をわかりやすく解説。
KUMALEON(クマレオン)の今後の展開は?
今後もプロジェクト拡大が期待できるKUMALEONですが、詳しいロードマップは不明で、今のところ約束されたユーティリティもありません。
現時点で公式に示されていることをまとめました。
- アーティスト・クリエイターチームの拡大
- 他のジェネラティブアートコレクションとのパートナーシップ
- KUMALEONによる新しいジェネラティブアートの支援
- KUMALEONオリジナルジェネラティブアートの発行
- ファッション、ミュージック、グッズ、その他への進出
KUMALEON(クマレオン)の価格情報
ミント価格
一次販売価格であるミント価格は0ETH(フリーミント)でした。
フロア価格
出品最低価格であるフロア価格は、0.39ETH(約7万5,000円)です。
※情報は2022年9月21日時点
KUMALEON(クマレオン)の購入方法
KUMALEONはNFTマーケットプレイスOpenSea(KUMALEON コレクションページ)にて購入可能です。
OpenSeaでの詳しい購入方法についてはこちらをご覧ください。
NFTマーケットプレイス(取引所 )とは?最初はココ!OpenSea(オープンシー)について解説