DeGods(ディーゴッド)| 急成長するソラナNFTと独自エコシステム

NFT

ソラナチェーンのNFTプロジェクトが躍進しています!その名も「DeGods(ディーゴッド)」

今週、DoodlesAzukiを押さえ、OpenSeaのフロア価格第5位に躍り出た注目のNFTプロジェクトです。

この記事では、DeGodsプロジェクトの概要と特徴、ロードマップ、独自のエコシステム、近日リリース予定の関連プロジェクトなどについて解説します!

ひと目でわかる!DeGods(ディーゴッド)

画像はOpenSeaより引用しています

次の表は2022年8月30日時点の情報をまとめたものです。

プロジェクト名 DeGods(ディーゴッド)
ブロックチェーン ソラナ
コレクション 10,000のPFPコレクション
Twitterフォロワー数 約11万7,100人
取引最高額 1,400SOL(約630万円)
ミント価格 3SOL(13,500円)
フロア価格 648SOL(約291万円)
総取引額 1万7,885SOL
購入方法 ・OpenSea
購入方法の詳細はこちら
・Magic Eden
・Alpha Art
・Solanart

DeGods(ディーゴッド)とは

DeGodsは、2021年3月に始まったソラナチェーン上のNFTプロジェクトです。

NFTにおけるチェーンとは、そのプロジェクト(コレクション)が存在する特定のブロックチェーンのこと。
現在最も人気があるのはイーサリアムチェーンで、大型プロジェクトの多くはイーサリアムチェーン上に存在する。
ソラナチェーンは、2020年に開発された新しいチェーンで、NFT界でも活発化してきている。
>>詳しくはこちら(NFT用語集「ブロックチェーン」)

コレクションは10,000の堕落者、パンクス、不適応者を描いたNFTで構成されています。

つまり、「はみ出し者」の神々の集まりですね。

DeGodsは、計画的な運営と独自のエコシステム(経済圏)で大きなコミュニティを形成しており、ソラナチェーンを代表する人気プロジェクトになっています。

その人気ぶりは、ソラナブロックチェーンの共同設立者である@aeyakovenko氏と@rajgokal氏もホルダーになっているほど。

また、ユニークでクオリティが高いNFTアートも、DeGodsの人気の理由の一つです。

細かな要素が含まれたアーティスティックな作品は、多くのファンを獲得しており、強いコミュニティ形成に貢献しています。

フロア価格は一時Doodles、Azukiを抜く

DeGodsの現在のフロア価格(出品最低価格)は648SOLです。

筆者は、これまでイーサリアムチェーンのプロジェクトを追うことが多かったため、648SOLと聞いてもすぐにピンと来なかったのですが・・・。

1SOL=約4,500円なので、フロア価格は約291万円(2022年8月30日時点)ということになります!

これは、当然、ソラナチェーンのプロジェクトではトップクラス。

NFT全体で見ても、一時、DoodlesやAzukiを抜いて第5位に入っています

2022年8月30日現在も、OpenSeaの取引額ランキング(24時間)でDigiDaigaku Genesisに次ぐ第2位に入っており、DeGodsコミュニティが沸いていることがわかります。

コミュニティから多数のプロジェクトを輩出

DeGods Mafiaの一例。画像は公式サイトより引用しています

DeGodsコミュニティでは、コミュニティ内での繋がりによって、すでに54ものプロジェクトがリリースされています。

こうしたプロジェクトはDeGods Mafia(マフィア)と呼ばれ、トータルのマーケットバリューは36億円に迫るとのこと。(公式サイトのデータより)

DeGodsでは、コミュニティ参加者が拠点として登録している国や地域を確認することもできるため、直接会ってやりとりするメンバーもいるようです。

画像は公式サイト(DeGods MAP)より引用しています

2段階NFT!?DeadGodへの進化システム

DeGodsNFTは、独自通貨$DUSTを支払うことでDeadGod(デッドゴッド=死んだ神)へと進化させることができます。

DeadGodの特徴
・進化には、1つのDeGodにつき1,000$DUST必要
・$DUSTのステーキング報酬が3倍になる
・NFTアートのイメージとメタデータをアップグレードできる
とても面白い仕組みですね!
DeadGodへの進化は、公式TwitterのBOTが随時ツイートしています(右側が進化後のNFTです)。

DeGodsのロードマップ

DeGodsのロードマップはこちらの画像です。

画像は公式サイトより引用しています

細かな内容を読み解くことは難しいですが、ビジョンの壮大感は伝わってきますね。

このマップは、DAOメタバース、BCG(ブロックチェーンゲーム)を含む、大きなDeGodsエコシステムの全体像だと言えそうです。

(メタバースやBCGについて詳しい情報はありませんが、今後のリリースが示唆されています。)

画像をフルサイズで確認したい場合は、こちらのページの[download full Image]からダウンロードできます。

DeGods(ディーゴッド)エコシステムとは

DeGodsには、独自通貨である$DUST(ダスト)で回る独自のエコシステム(経済圏)があります。

運営チームは現在、「$DUSTの新しい体験」をユーザーに届けることに注力しており、この戦略がプロジェクトの将来を左右すると言われています。

プロジェクトの根幹ともいえるDeGodsエコシステムの特徴をまとめました。

独自通貨の$DUST

$DUSTは、DeGodsエコシステム全体を回す独自通貨(仮想通貨)です。

2022年8月30日現在の$DUSTの価格は約489円です。

【参考】CoinMarketCap DUST Protocol のチャート

  • ソラナブロックチェーン上のSPLトークン※
  • 供給量はゼロスタート
  • 最大供給量は3,330万 $DUST
  • 半減期は3回で、各半減期ではDUSTのステーキング報酬が50%ずつ減少する
    1回目:16,650,000 $DUST 発行時点
    2回目:24,975,000 $DUST 発行時点 ←次の半減期はここ
    3回目:29,137,500 $DUST 発行時点
  • DeGodやDeadGodをステーキングすることで$DUSTをマイニングできる
  • DeDAO(DeGodsのDAO)で使える

※SPL(Solana Program Library)は、ソラナブロックチェーンのトークン規格。

NFTのステーキング(DeStake)

DeGodsプロジェクトでは、NFTをステーキングする(一定期間預ける)ことで、報酬として$DUSTをもらうことができます。

報酬額は以下のとおりです。

  • DeGod=1NFTにつき1日2.5$DUST
    (ステーキングサイトはこちら
  • DeadGod=1NFTにつき1日7.5$DUST
    (ステーキングサイトはこちら

DeGodsのNFTがステーキングされればされるほど、マーケットで売買されるNFTの数が少なくなります。

そうなると、NFTの希少性が高まって価格が上がり、プロジェクト全体の価値が高まる仕組みになっています。

なお、現在のステーキング数は、10,000NFT中の8,865(DeGodsの4%とDeadGodsの95.2%)となっています!

これだけ流通量が減っていれば、フロア価格が上がるのも納得できますね。

※NFTステーキング数は各ステーキングサイトにて確認できます。

神の裁き!33.3%の課税システム

公式Twitterのアカウント名にもある「33.3%」がなにを意味するのか、気になりませんか?

実はこれは、DeGods独自の神の裁きである「PHBT」のパーセンテージを意味しています。

PHBTとは、Paper Hand Bitch Taxの頭文字であり、「NFTを短期間で売買して利ざやを得る輩(ペーパーハンド)への税金」という意味になります。

▼公式サイトで晒しものにされる課税対象のNFT

画像は公式サイトより引用しています

具体的には、

・ミント価格/購入価格より低い価格での販売

・現在のフロア価格より低い価格での販売

・オフィシャル以外のマーケットプレイスでの販売

これらの行為に対して、スマートコントラクト(自動システム)による33.3%の税金徴収を行うということです(なかなかの重税ですね・・・)。

そして、この税収はフロア価格で販売されているDeGodsの購入に充てられ、税金で購入されたDeGodsはバーン(焼却)される仕組みになっています。

この神の裁きシステムは、プロジェクトが進むに連れて少しずつルールを変えて適用されてきました。

(リリース当初は、ミント価格未満での二次販売を防ぐためだけのものでした。)

今後も、似たような形でこの裁きは継続され、NFTや$DUSTの価格維持に欠かせないルールであり続けるでしょう。

DeDAO(ディーダオ)

DeDAOはDeGodsのDAOです。

DeDAOは、NFTコレクションのロイヤリティ(マーケットプレイスでの売買手数料のうちの6.66%)を原資に運営されています。

DeDAOの主な活動は次の3つです。

  • $DUSTのオークションや抽選のための資産獲得
    ※他のプロジェクトのホワイトリスト権などが$DUSTで販売されている
  • コミュニティイベントの資金調達
  • コミュニティ内での活動に対して報酬を与える

DeDAOの最近の大きな活動例としては、今年4月、プロバスケットボールのチーム「Big3」を買収したことが挙げられます。

運営チームは、「バスケットボールの観戦チケットや、関連グッズ販売、$DUSTによる部分的オーナーシップシステムなど、コミュニティを強くする構想がたくさんある」とコメントしています。

今後もコミュニティ価値を高める活動が期待できますね!

注目の関連プロジェクト「y00ts」

DeGodsのチームは、新たに「y00ts(ユーツ)」というNFTプロジェクトを立ち上げ、NFT界の注目を集めています。

y00tsは、ソラナチェーン上のプロジェクトで、コレクションは15,000のイエティNFTです。

イエティとは、UMA(未確認動物)の一種で、猿のような雪男のこと。
プロジェクトの全貌はまだ明らかになっていませんが、DeGodsのチームが手掛けるとあって大変期待されています。
先日まで公式サイトにて実施されていたホワイトリスト公募には、Gary Veeも参加し、彼はホワイトリストを獲得しているようです。
コレクションのミントは9月2日で、ミント価格は375$DUST(約18万3,000円)を予定しているとのことです。
y00tsの公式情報
公式サイト
Twitter(約8万フォロワー)

DeGods(ディーゴッド)の購入方法

DeGodsは以下のマーケットプレイスにて購入可能です。

OpenSea(コレクションページ)※オフィシャル

※ OpenSeaでの購入方法について詳しく解説した記事はこちら
NFTマーケットプレイス(取引所 )とは?最初はココ!OpenSea(オープンシー)について解説

Magic Eden(コレクションページ)※オフィシャル

Alpha Art(コレクションページ)※オフィシャル

Solanart(コレクションページ)※オフィシャル

DeGods(ディーゴッド)の公式情報

DeGodsウェブサイト

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