Kucoin(クーコイン)は、700種類以上の豊富な取扱銘柄数を誇る世界Top5の仮想通貨取引所です。
今回はそんなKucoinの登録・口座開設方法を中心に、特徴やメリットも分かりやすく解説していきます。
この記事を読めば、仮想通貨初心者の方でも、簡単にKucoinで取引を始められますよ。
Kucoin(クーコイン)の基本情報
所在地 |
セーシェル |
設立年 |
2017年 |
代表者 |
Johnny Lyu |
取引手数料 |
最大0.1% |
レバレッジ |
最大100倍 |
取扱い通貨数 |
700種類以上 |
日本語対応 |
△ |
スマホアプリ |
○ |
登録ユーザー |
約1,000万人 |
累計取引高 |
1兆$以上 |
累計取引件数 |
約9億件 |
Kucoinは、2017年にJohnny Lyuによってシンガポールで設立された仮想通貨取引所です。現在は、東アフリカに位置する「セーシェル」に拠点を移しています。
仮想通貨取引所ランキングではベスト5に入っており、200以上の国や地域で利用可能な信頼できる取引所です。
Kucoinの特徴
Kucoinの特徴は以下のとおり。
- 独自トークン「KCS」を発行
- セキュリティの強固さ
- Web3.0への積極的な投資
独自トークン「KCS」を発行
Kucoinは、独自トークン「KCS(Kucoin Token)」を発行しています。
KCSの時価総額は2,000億円以上で、CoinMarketCapが公表する仮想通貨ランキングでは、数千以上ある仮想通貨の中でも40位以内にランクイン。
また、KCSを保有することで、取引手数料の割引が受けられたり、配当金が受け取れたりと、ユーザーにとってメリットが多いため、Kucoinの成長とともにKCSの価格の向上が期待できます。
セキュリティの強固さ
Kucoinは2020年9月に、ハッカーからのサイバー攻撃を受け、約300億円相当の仮想通貨が盗まれる被害に遭いました。
首謀者は北朝鮮のハッカー集団「Lazarus Group(ラザルスグループ)」だと言われており、2020年最大のハッキング事件とされています。
Kucoinはこのハッキングに対して迅速な対応を行い、盗まれた資金の大半の回収に成功。さらに、保険金を利用してユーザーの仮想通貨を全額補填したことにより、ユーザーからの評価が向上しました。 |
また、ハッキング被害を受け、セキュリティを大幅にアップグレード。以下のような対策を実施しました。
- マイクロウォレットの採用
- 多層暗号化
- セキュリティ監査部門の設置
Kucoinは、ハッキング事件を乗り越えたことで、より信頼できる取引所に成長したと言えます。
Web3.0への積極的な投資
2021年、Kucoin傘下の投資会社Kucoin Labsは、約110億円規模の「メタバースファンド(KuCoin Metaverse fund)」をローンチしました。
このファンドの資金は、NFTゲームやメタバース分野に充てられるとのこと。
メタバース(Metaverse)とは?
また、2022年には、NFTプロジェクトに関する約129億円規模の「クリエイターズ・ファンド(Creators Fund)」を立ち上げました。
「クリエイターズ・ファンド」は、アート、スポーツ、PFP(プロフィール画像)、GameFiなど、様々な分野におけるNFTプロジェクトの支援を目的としているとのこと。 |
Facebook社がMeta社に改名したことからも分かるように、Web3.0やメタバースは、2022年に大きな盛り上がりを見せています。
Web3.0とは?インターネットの民主化がもたらす未来像と課題
時代の流れをいち早く察知し、巨額の資金を投資できるKucoinの将来は明るいと言えます。
Kucoinのメリット
Kucoinのメリットは以下のとおり。
- 口座開設が簡単
- 豊富な取扱銘柄
- KCSによって得られる特典
順番に見ていきましょう。
メリット1:口座開設が簡単
Kucoinは、メールアドレスさえあれば簡単に口座開設可能で、2段階認証の設定まで含めても、5分以内に全て完了します。
世界最大の取引所であるBinanceとは異なり、本人確認が必須ではないので、気軽に始められますよ。
なお、1日に1BTC以上(約400万円以上)など、大きな金額を出金したい場合は本人確認が必要です。とはいえ、一般の方であればそれほどの大金を一度に動かすことは少ないと思うので、あまり気にしなくても大丈夫です。
メリット2:豊富な取扱銘柄
Kucoinは、700種類以上の仮想通貨を取り扱っています。
700種類以上というのは、世界的にみてもTop3に入るほどの豊富さです。国内で最も取扱い銘柄の多いGMOコインでさえ20種類なので、その差は歴然ですよね。
過去には、Binanceに上場前の銘柄を買い漁り、Binanceでの上場後、価格が急上昇したタイミングで売ることによって大きな利益を稼ぎ出したトレーダーが続出しました。 |
このことからも、他の取引所で取り扱っていない銘柄を早い段階で購入できることは、大きなメリットだと言えます。
メリット3:KCSによって得られる特典
独自トークンKCS(Kucoin Token)の利用や保有によって、以下2つの特典を受けられます。
- 取引手数料の割引
- Kucoin Bonus(配当金)の受け取り
Kucoinでは、取引手数料をKCSで支払う設定にすると、取引手数料が20%割引になります。Kucoinの取引手数料はデフォルトで0.1%なので、20%割引だと「0.08%」です。
また、ユーザが支払う取引手数料の50%が、KCSを保有する投資家へ「KuCoin Bonus」という配当金として還元されます。
KuCoin Bonusを受け取るためには、6KCS(約1.4万円) 以上保有している必要があり、以下に応じて受け取り量が決まります。
・ユーザー自身のKCSの保有量 ・全てのユーザーのKCS保有量 ・全てのユーザーのKCSの取引量 |
KucoinユーザーおよびKCSの保有量が増加するほど、KuCoin Bonusの受け取り量が増えるため、今後のKucoinの成長に期待したいところです。
Kucoinの始め方
Kucoinの始め方は簡単な2ステップです。
- STEP 1:登録・口座開設
- STEP 2:2段階認証(セキュリティ対策)
登録は、メールアドレス(電話番号)とパスワードさえあれば3分以内に完了するので、とても簡単ですよ。
STEP 1:登録・口座開設
1. Kucoinの公式サイトにアクセスして、携帯電話番号またはメールを選択。(今回はメールアドレスで登録します)
※英語表示になっている場合は、右上の言語表記をクリックして日本語に設定してください。
2. メールアドレスを入力して「コードを送信」をクリック
3. 以下のようなメールが届くので、メール認証コードをコピペする ⬇
4. ログインパスワードを設定して、「今すぐ登録」をクリック
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以上で登録完了です。続いて、2段階認証(セキュリティ対策)を行っていきましょう。
STEP 2:2段階認証(セキュリティ対策)
仮想通貨取引を行う上で、ハッキングなどの被害を防ぐためにセキュリティ対策は必須です。
Kucoinでは、2段階認証の設定方法が2種類用意されています。
- Google認証
- 電話番号認証(SMS認証)
今回はGoogle認証の設定方法を解説します。
1. Kucoinのトップページで右上の丸型アイコンにカーソルを合わせ、「アカウントのセキュリティ」をクリック
2. Google認証の右側、「設定」をクリック
3. 「コードを送信する」をクリック
4. 届いた認証コードをコピペする
5. QRコードとキーが表示されるので、Google Authenticatorアプリを起動して、QRコードの読み取りまたはキーの入力を行う
6. Google認証コード欄に、Google Authenticatorアプリに表示されている6桁のコードを入力して「有効化」をクリック
7. 設定完了です |
セキュリティ認証(2段階認証)が完了したら、1日に1BTC以上(約400万円以上)など、大きな金額を出金したい場合はKYC検証(本人確認)を行いましょう。
※KYC検証を行わなくても取引や出金は可能です。
KYC検証は、Kucoinトップページ右上の丸型アイコンにカーソルを合わせて「KYC検証」から行えます。
まとめ:Kucoinの始め方
今回はKucoinの特徴やメリット、始め方を解説しました。
おさらいすると、特徴やメリットは以下のとおりです。
・独自トークン「KCS」を発行
・セキュリティの強固さ
・Web3.0への積極的な投資
・口座開設が簡単
・豊富な取扱銘柄
・KCSによって得られる特典
また、始め方は簡単な2ステップでした。
- STEP 1:登録・口座開設
- STEP 2:2段階認証(セキュリティ対策)
Kucoinは、世界の仮想通貨取引所ランキングでTOP5に入る取引所です。取り扱い銘柄数は700以上と、他の取引所を圧倒しています。
また、本人確認不要で簡単に取引を始められること、独自トークンKCSによって手数料が割引されることなど、魅力が多い取引所です。
本格的に仮想通貨に参入したい方にとってKucoinは必須なので、この機会にぜひ口座開設しておきましょう。