Hello Kitty and Friends Worldとは ｜ついにあの「サンリオ」がNFTに参入！

老若男女問わず愛されているハローキティを有するサンリオ。

日本人なら誰しもがハローキティを知っていると言っても過言ではないですが、その人気は海外にも誇ります。

ハローキティのグッズは世界約70か国で展開され、年間売上4000億円に達する年もあるだとか。

そんな大人気キャラクターを有するサンリオが、ついにNFTに進出しました！

海外でも注目が集まっているサンリオ公式NFT「Hello Kitty and Friends world」について、

今回の記事で詳しく紹介します！

一目で分かるHello Kitty and Friends World

画像はHello Kitty and Friends World公式サイトから引用

表は2022年9月21日時点の情報をまとめたものです。

Hello Kitty and Friends worldは2022年8月にミントされたNFTで、

販売初日にはサンリオの人気キャラクター「ハローキティ」が9.8ETHと高値で取引が行われました。

二次流通市場のOpenSeaの取引高ランキングでも一時TOP10に入っており、その注目ぶりが分かります。

筆者もマイメロディには様々な思い入れがあるので、かなり注目しています（笑）

2022年9月21日追記

2022年8月末のフロア価格は0.06ETHでしたが、1か月後には0.052ETHとわずかに低下しています。

ミント直後は注目が集まり価格が過大評価されることも多いので、それを考慮に入れれば0.06ETH→0.052ETHは価値が安定していると

言うことができます。

今後、大きなコラボやイベントが開催されれば、ミント価格が上昇していくことは十分に考えられます！

それでは、それほど注目度の高いHello Kitty and Friends worldについて詳しく見ていきましょう！

Hello Kitty and Friends Worldとは

画像はOpenSea Hello Kitty and Friends Worldページから引用

サンリオとRECURが提携して作り出した「世界中をバーチャルに旅するNFT」

サンリオとWeb3.0関連企業のRECUR（リカー）は2021年11月19日にパートナーシップを提携しており、それから約9か月後の2022年8月についにNFT「Hello Kitty and Friends World」をローンチしました。

Hello Kitty and Friends worldのプレセールは、RECURのNFT「Recur Pass」保有者に向けて行われ、パブリックセールは誰でも購入が可能でした。

とても可愛らしいNFTとなっており、サンリオのファンなら興味を持たずにいれないのではないでしょうか。

ただただ可愛いだけでなく、下記で詳しく紹介しますがハローキティなどのキャラをバーチャルで世界中の旅に送り出すことも可能なのです！

サンリオは比較的女性ファンが多いことが予想されるため、これを機に世の女性がNFTについて興味を抱くいいきっかけになるかもしれません。

ブルームバーグによると、NFTクリエイターの77％以上が男性クリエイターであることが報告されており、女性のNFT参入はNFTの発展に寄与するはずです。

出典：NFT Art Market Boom Is Overwhelmingly Benefiting Male Creators

買うまでどのキャラ手に入るか分からない「スーツケース」で購入

画像はHello Kitty and Friends World公式サイトから引用

Hello Kitty and Friends Worldのセールは、「ORIGIN SUITCASE」と呼ばれるアイテムを100ドル購入することで入手できました。

※2022年8月時点で、NFTは二次流通のみで購入可能

このアイテムの中にサンリオの6種類のいずれかが入っており、開封するまでどのキャラクターが手に入るか分からない仕様となっていました。

ハローキティなどのレア度の高いキャラをゲットできた方はラッキーでしたね！

ただ2022年8月28日時点で、二次流通市場のOpenSeaではフロア価格が0.06ETH（約90ドル）とミント価格を下回っているNFTもあります（ミント価格割れ）。

サンリオの様々なキャラクターが登場

画像はHello Kitty and Friends World公式サイトから引用

Hello Kitty and Friends worldは、様々なサンリオのキャラクターが登場します。

登場するキャラクターは以下の6種類。

• ハローキティ
• マイメロディ
• シナモンロール
• けろけろけろっぴ
• クロミ
• ポムポムプリン

ハローキティが最も人気で、次点にシナモンロールやマイメロディが続いている印象です。

逆にけろけろけろっぴとポムポムプリンが比較的安値で取引されてます。

キャラクターだけでレアリティが決まるわけではなく、以下の3つの要素もレア度に関係します。

• 表情やアクセサリー（寒がり、眼鏡をかけている等）
• 身体のポーズ（腕を組む、手を振っている等）
• 背景画像（ロケットに乗っている、ビーチにいる等）

取引相場をみると、月へ向かってロケットで飛んで行っているキャラクターが高値で取引されています！

キャラを旅行に送り出すことで新たなNFTを入手可能

画像はHello Kitty and Friends World公式サイトから引用

Hello Kitty and Friends Worldのキャラクターたちはバーチャル上で世界の主要都市へ旅行に行かせることが可能です。

都市に旅行に行かせることでご当地デザインのスタンプを入手することができ、複数のスタンプを集めることでサプライズNFTを受け取ることができます。

そのサプライズNFTも、市場で売買することが可能です。

旅行に行けるようになるのは2022年9月からで、最大で8都市に旅行することが可能となっております。

8都市のうち東京とマイアミへの旅行のみ、Recur Passが必要です。

上記の8都市の旅行が終了したら新たな旅行先の都市が追加されるようです！

ただのコレクション用のNFTというだけでなく、このようなエンターテイメント的要素があるのでサンリオのファンでない方も、購入動機につながりそうですね。

2022年9月21日追記

無事に8都市への旅行が完了しました。Recur Passが必要だった旅行先のひとつである東京は、

サンリオが日本発ということもあってか、チケットがすぐに完売しました。

旅行先で得られたご当地スタンプはOpenSeaでも販売されているので、どのようなスタンプがあるか気になる方はそちらから確認することもできます。

OpenSeaのHello Kitty and Friends Worldページはこちら

まとめ：可愛いだけでなく、楽しめるNFT

画像はHello Kitty and Friends World公式サイトから引用

Hello Kitty and Friends Worldはもちろんその可愛らしいデザインが特徴のNFTですが、

旅行に行かせることで新たにNFTを得ることができるなどエンターテイメント的要素もあるNFTとなっています。

旅行先の都市にも詳しくなれそうなので、地理や観光が好きな方も楽しめそうです。

ハローキティやマイメロディ、クロミといったサンリオの可愛いNFTの登場は、これまでのNFT購入層とは別の層にもアプローチできるかもしれません。

BAYCのようなトップのNFTは、NFTとして完成してからマーケティング戦略を行い成功をおさめました。

一方で今回のサンリオのNFT「Hello Kitty and Friends World」はすでに世界中で愛されていたマイメロディなどのキャラクターが、そのままNFTになったものですからBAYCとは少しバックグラウンドが異なります。

もしかしたら今後、サンリオと同じようにすでに世界中で人気のあるキャラクター、たとえばポケモンなどがNFTに参入するようなことが起きるかもしれませんね。

もしポケモンのNFTが出たらどのぐらい人気が出るのか、想像するだけで楽しみです。

Hello Kitty and Friends Worldの購入方法

Hello Kitty and Friend WorldのNFTは、

公式サイトのマーケットプレイスもしくは二次流通市場であるOpenSea Hello Kitty and Friends Worldページで購入することが可能です。

【OpenSeaでの購入の仕方について、詳しくはこちら】
NFTマーケットプレイス（取引所 ）とは？最初はココ！OpenSea（オープンシー）について解説

Hello Kitty and Friends Worldの公式情報

Hello Kitty and Friends Worldの公式情報は以下から確認可能です。

• 公式ホームページ
• Twitter
• Discord
• Medium