LlamaverseとはラマをモチーフにしたピクセルアートNFTです。
LlamaverseのNFTは合計で4,000体存在しており、そのうち3,500体が静的なラマで500体がアニメーションつきとなっています。
Llamaverseは様々なユーティリティがあり、例えばステーキングして$SPITトークンを得たり、メタバース「Llamascape」で遊んだりすることができます。
さらにLlamaverseは他のNFTコミュニティと積極的に関わっており、NFT全体を盛り上げてくれそうなNFTプロジェクトでもあります。
現時点でもかなり大きなプロジェクトとなっているLlamaversですが、今後のロードマップもとても充実している内容となっており、さらなる盛り上がりを期待できそうです。
今回はそんなLlamaverseについて、プロジェクト概要やユーティリティ、ロードマップなどを紹介します。
ひと目で分かるLlamaverse
以下の表は2022年5月26日時点の情報をまとめたものです。
プロジェクト名 | Llamaverse |
ブロックチェーン | イーサリアム |
コレクション | 4,000個のピクセルNFT |
ミント価格 | 不明 |
フロア価格 | 3.33ETH(イーサリアム) |
取引最高額 | 18ETH |
総取引額 | 6,400ETH |
Twitterフォロワー数 | 約36万人(LlamaverseとLlamascapeの合計) |
購入方法 | OpenSea 購入方法の詳細はこちら |
この表だけ見れば、よくある有名どころのNFTと同じように見えますよね。
しかし、Llamaverseにはユニークなユーティリティや特徴があり、他の有名どころのNFTとは一線を画すものとなっています。
また、Llamaverseをステーキングする方が非常に多いため、OpenSeaではLlamaverseのオーナー数(ホルダー数)が正確に表示されていません。
それでは詳しく1つずつ見ていきましょう。
Llamaverseとは
プロジェクト概要
Llamaverseは著名なNFT投資家であるNFTLlamaによって作られました。
最初期に結成されたDiscordが徐々に規模が拡大していき、最終的には今日の巨大なコミュニティにまで成長を遂げました。
Llamaverseの最終的な真の目標は、自分自身や自分たちのコミュニティがメリットを受けることはもちろん、さまざまなコミュニティと繋がり、そのコミュニティまでもがメリットを得れるようにLlamaverseを進化させていくことです。
実際、Llamaversプロジェクト「SPIT Buddies」は自分たちのコミュニティだけでなく他のコミュニティにも大いにメリットがあるものとなっており、目標実現に向けてしっかりと動いているのが分かります。
もちろんLlamaverseは大きなコミュニティなので、人それぞれどのようなメリットを受けたいかは異なっていますが、それでもすべてのホルダーがメリットを得れるようにすることも目標の1つとして掲げています。
多くのNFTプロジェクトは自分のコミュニティにメリットをもたらすように様々な施策をおこないますが、Llamaverseは自分たち以外のコミュニティにもメリットをもたらすことを目標にしていますので、NFT市場を盛り上げてくれそうな新しいNFTプロジェクトですよね!
Llamaverseのユーティリティ
Llamaverseの特徴は、なんといっても様々なユーティリティがあることです。
ここでは主なユーティリティをここでは紹介します。
ステーキングできる
LlamaverseのNFTはステーキングすることができ、独自トークン$SPITを獲得することができます。
通常の静的なラマ(アニメーションのないラバ)をステーキングすると、1日10ドル相当の$SPITを得ることができます。
アニメーションのあるラバをステーキングすれば1日30ドル相当の$SPITを得ることができます。
また、LlamaBoostsと呼ばれるNFTを使うことで、1日に獲得できる$SPITを増やすことができます。
$SPITはコミュニティ内で使用することができ、アイテムの購入や取引所で売却して現金を手に入れることもできます。
ロックアップ期間(ステーキングしたら一定時間経たないとステーキングの解除ができない期間)はありませんので、気軽にステーキングすることができます。
冒頭でもお伝えした通り、Llamaverseはステーキングしている方が非常に多いためOpenSeaではオーナー数(ホルダー数)が正確に表示されていません。
SPIT Buddies
SPIT Buddiesとは$SPITを使うことで、新たなNFTを入手できる仕組みです。
入手できるNFTはLlamaverseのNFTの場合もあれば、他にLlamaverseが提携している別のNFTになる場合があります。
現時点で提携しているNFTプロジェクトはKaijuKingzとProject Godjiraです。
$SPITを使って入手した提携先のNFTのロイヤリティは、50%がLlamaverseに充てられ、残りの50%が提携先のNFTプロジェクトに充てられます。
まさにLlamaverseの最終的な真の目標である「自分たちのコミュニティだけでなく、他のコミュニティまでもがメリットを得られる」ことを体現していますね。
メタバース「Llamascape」に参加できる
Llamaverseホルダーは、メタバースのLlamascapeに参加することができます。
Llamascapeに関しては下記で詳しく解説しますので、そちらをご参照ください。
メタバース「Llamascape」
画像はLlamascape公式Twitterから引用
メタバースであるLlamascapeはNFTWorldの一種で、LlamaverseホルダーはLlamascapeに参加することができます。
Llamascapeは大きく以下の2つに分けられます。
- Llamascape Hub
- Llamascape World
Llamascape Hub
Llamascape HubはLlamaverseホルダー専用のNFTWorldです。
ここではLlamascapeホルダー同士が活発に交流しています。
マップ全体にイースターエッグと呼ばれるアイテムがあり、それを入手すると$SPITやETH、Llamaboostsを得ることができます。
まさに今話題のPlay to Earnですね。
Llamascape World
画像はLlamaverse公式ホワイトペーパーより引用
Llamascape Worldは、誰でも参加できる(Llamaverseホルダーでなくても参加できる)NFTWorldです。
以前までは「LlamaGold」と呼ばれる通貨をLlamascape World内で獲得することができましたが、5月27日にGridcraftと統合したことにより$BITSトークンを獲得できるようになります。
$BITSは建築をしたり、ミニゲームに参加することで獲得することができます。
$BITSでアバターを購入したりメタバース内でアイテムを購入したりすることができます。
ただし、Llamascape Worldをプレイするには$BITSで土地の使用料を毎日土地所有者に支払わなければならず、これらを支払わないとLlamascape刑務所に投獄されてしまいます。
一方でLlamascape Worldの土地所有者になれば、土地使用料を払わずに済み、さらにプレイヤーから土地使用料を得ることができるわけです。
さらにLlamascape Worldの土地所有者は、土地そのものをステーキングすることができ、そこでも$BITSを獲得することができます。
Llamaverseのロードマップ
Llamaverseにはロードマップ1.0とロードマップ2.0があり、ロードマップ1.0はほぼすべて達成している内容です。
ここではロードマップの詳細内容を紹介します。
ロードマップ1.0
ロードマップ1.0の主な内容は以下の通りです。
- Llamaverseのローンチ
- Llamaverseのステーキング
- $SPITトークンの生成
- SPITマーケットプレイスの開設
これらはすべて達成しているものとなっています。
ロードマップ2.0
ロードマップ2.0は非常にボリューミーな内容になっていますので、代表的なものを紹介します。
これらを見れば分かる通り、Llamaverseは今後新たな大きなプロジェクトをどんどん実行していきます。
このロードマップ2.0を見れば、いかにLlamaverseが期待され注目されているかが分かるでしょう。
$SPITGOOトークン
$SPITGOOトークンは$SPITをステーキングすることで得られるトークンです。
どうしてわざわざ新たなトークンを作るかというと、主に以下のような2つの目論見があるようです。
- ラマをステーキングして得た$SPITをさらにステーキングすることで、効率的に報酬がもらえる
- $SPITと$SPITGOOで使う場面を分けることで、それぞれの価値を高める
今はまだ$SPITGOOの導入は実現できていませんが、もし実現すればLlamaverseホルダーにとってかなり良いイベントになりそうです。
Twitterバナー用NFT
NFTはTwitterのアイコンでの使用を想定されていることが多いですが、LlamaverseはTwitterのバナーにも進出しようとしています。
最初に運営から初期状態のTwitterバナー用NFTが配布され、それを$SPITGOOを使ってアップグレードすることができます。
最大7段階までアップグレードすることが可能で、アップグレードすればするほど報酬を得られるようになります(現時点ではどのように報酬を受け取れるのかは不明)。
主なユーティリティや保有する価値についてはまだ公開されていませんので、こちらも目が離せません!
Llamaverseアプリ
NFTあるあるですが、そのNFTコミュニティのDiscordに入ると通知がうるさかったり、時には同じDiscordチャンネルに入っているメンバーからスパムメッセージが送られてきて煩わしいときがありますよね。
とはいってもDiscordの通知をオフにしてしまうと重要な情報を逃してしまったりと、非常にNFTホルダーにとっては大きな悩みでした。
そこで重要な情報のみを即座に通知する「Llamaverseアプリ」構想が進んでいます。
このアプリがあれば、もう煩わしいスパムメッセージに悩まされる心配もなくなり、情報を逃してしまうことも少なくなるでしょう。
NFT Learn -学んで稼ぐ-
NFT Learnは学んで稼ぐことができるWebサイトです。
最近はPlay to Earn(遊んで稼ぐ)やMove to Earn(動いて稼ぐ)という言葉がNFT界隈で流行っていますが、NFT Learnは「Learn to Earn(学んで稼ぐ)」を実現しようとしています。
NFT Learnは誰でも(Llamaverseホルダーでなくても)参加することができますが、Llamaverseホルダーは様々な学習コースを無料で学ぶことができます。
学習すればするほど$SPITを得ることができます。
学習できる内容としては、NFTの基礎、Web3.0の開発などがあるようです。
Llamaverse Merch
画像はLlamaverse公式ホワイトペーパーより引用
Llamaverse MerchはLlamaverseホルダー向けのグッズ商品のことです。
MEE NFTというNFTとファッションを融合したブランドと提携して、様々なグッズを近い将来販売していくことを計画しています。
Llamaverseは多分野で進化し続けている
Llamaverseはメタバース・トークン・NFT・GameFiなどWeb3領域をフル活用していると言っても過言ではないNFTプロジェクトです。
さらにホルダー向けにグッズ販売の計画も行うなど、Web3だけでなくリアルなワールドにも進出をしようとしています。
ユーティリティやロードマップを見ると、「これからさらにもっと大きなことをやってくれるんじゃないか」という期待を抱いてしまうようなNFTですね。
今後どのようにLlamaverseが進化し続けるかを見ていきたいところです。
Llamaverseの購入方法
LlamaverseはNFTコレクションの取引サイト”OpenSea Llamaverse Genesisページ”で購入が可能です。
【購入の仕方について、詳しくはこちら】
NFTマーケットプレイス(取引所 )とは?最初はココ!OpenSea(オープンシー)について解説
Llamaverseの公式情報
公式ウェブサイト: https://www.llamaverse.io/
Twitter: https://twitter.com/Llamaverse_
Discord: https://discord.com/invite/llamaverse
Instagram: https://www.instagram.com/llamaverseofficial/
Youtube: https://www.youtube.com/llamaverse