ハードウェアウォレットの代表格LedgerがNFT [ Ledger ] Market Pass(レジャーマーケットパス)を発表!

NFT

画像はLedger公式サイトから引用しています。

仮想通貨だけでなくNFTも保管できることで支持を集めているハードウェアウォレット、LedgerがNFTの独自マーケットを開設すると発表。それに合わせて、[ Ledger ] Market Pass(レジャーマーケットパス)というNFTを発売しました。このパスの所有者にはオリジナルカラーのLedgerが贈られ、独自マーケットで販売される有名プロジェクトとのコラボ作品を優先的に購入できるそうです!

そもそもLedgerとは?
Ledgerは直訳すると「台帳」。CoolWalletやTREZORと並んで知られるハードウェアウォレットです。NFTの保管が可能なことから、昨年から存在感を増してきています。ハードウェアウォレットとはオフライン環境で仮想通貨やNFTを保管するためのウォレット。仮想通貨取引所やウォレットアプリ(ソフトウェアウォレット)とは異なり、外部から隔絶された環境で資産を守ることができます。Ledgerのセキュリティについて詳しく知りたい方は公式サイトをチェックしてみてくださいね!

ひと目でわかる[ Ledger ] Market Pass(レジャーマーケットパス)

[ Ledger ] Market Passは7月26日(日本時間)販売開始しました。下の表は2022年8月7日時点の情報をまとめたものです。

プロジェクト名 [ Ledger ] Market Pass
ブロックチェーン イーサリアム
コレクション 10,000個のユーティリティNFT
Twitterフォロワー数 約52万フォロワー
取引最高額 1ETH
ミント価格 0.3ETH(約66,000円)
フロア価格 0.58ETH
総取引額 3,500ETH
購入方法 ・OpenSea
購入方法の詳細はこちら

それぞれの詳細について解説していきます!

限定のLedgerウォレットがもらえる!

画像はLedger公式サイトから引用しています。

[ Ledger ] Market Passのユーティリティとして現在判明しているのは、限定カラーのLedgerウォレットが贈られるというもの。上位モデルLedger Nano Xをオールブラックにしたもので、サファイアガラスも使用されています。機能に関しては販売されているものと同じですが、世界に10,000個しかないウォレットというのは所有欲をくすぐります。

Ledgerのラインナップ

Ledger Nano Xはバッテリーを搭載し、Bluetooth接続が可能なモデル。下位のモデルはパソコンに有線接続する必要がありますが、こちらはスマホともアプリで接続可能です。Ledgerはセキュリティもさることながら優れたデザイン性とコンパクトなサイズ感が魅力なウォレットです。所有する仮想通貨やNFTの保管方法に迷っている方はラインナップから資産に合ったモデルを選んでもよいかもしれませんね。

  • Ledger Nano X Bluetoothとバッテリーを搭載しスマホから操作可能な上位モデル。23,937円
  • Ledger Nano S Plus パソコンに有線接続し仮想通貨とNFTを管理する中位モデル。 11,549円
  • Ledger Nano S ユーザーが選んだ3種類の仮想通貨を管理可能な下位モデル。 9,889円

Ledgerがコラボ予定のプロジェクトは?

画像はLedger公式サイトから引用しています。

現在、Ledgerとのコラボがわかっているプロジェクトは、下記の通りです。

まず目に入るのはRTFKTが手掛けるClone Xですね。[ Ledger ] Market Passを購入された方の多くは、Clone Xとのコラボ作品を期待しているのではないでしょうか。続いて、腕時計で知られるTAG HeuerのコネクテッドキャリバーE4。こちらはNFTを表示可能なスマートウォッチで、Apple Watchなど他の製品に先駆けてNFTに対応しています。

TAG Heuerとのコラボでは、NFTではなく先ほど紹介したようなオールブラックのLedger Nano Xのように、限定モデルのコネクテッドキャリバーE4が発売されるのではないでしょうか。NFT NYCでも独自の世界観を見せた、チャーミングなゾンビのイラストのコレクション、DEADFELLAZなども参加が決まっています。

 

[ Ledger ] Market Passの独自マーケットとは

画像はLedger公式サイトから引用しています。

NFTの独自マーケットを開設するLedgerですが、一体どんなものになるのでしょうか。現在NFTのマーケットで問題となっているのはなんといっても盗難です。マーケットが盛り上がりを見せた昨年から今年にかけて詐欺や盗難の被害が数多く報告されました。一般のニュースで報じられることがないためあまりピンと来ませんが、今年2月に起きたOpenseaのフィッシング詐欺では被害総額が3.6億円以上。仮に日本国内で起きていたら大事件として扱われるほどの金額ですよね。

Openseaに関連した詐欺で盗まれたNFTはOpensea上では「凍結」され、売買ができなくなるものの他のマーケットプレイスでは販売ができてしまい、個人間での売買ともなれば規制することは不可能です。自立分散を目指すブロックチェーンの自由度にどこまでマーケットが介入するべきかというのはユーザー間でも意見が分かれるところでしょう。

Ledgerはこのような現状を憂いて、独自マーケットの開設を目指していると考えられます。ハードウェアウォレットを手掛ける同社のマーケットとして、NFTを盗まれる心配なく取引できる場所を構築していくのでしょう。もちろん現段階ではどのような技術を使い安全を確保するのかは全くわかっていない状態です。

安全が確保されることで高額なブルーチップNFTのホルダーたちが集まれば、それがステータスや信頼感につながり多くのユーザーを呼び込むきっかけになるでしょう。

高額なNFTプロジェクトとして知られる、「ブルーチップ」についておさらいしたい方はこちらの記事をどうぞ!

[ Ledger ] Market Passの今後について

記事執筆時、8月6日ではフロア価格0.7前後と好調な[ Ledger ] Market Pass。市場の期待感も高いことが窺えます。独自マーケットの開設時期についてなどは未定なことから、直近では限定モデルのLedger Nano Xの配布が待たれている状態です。配布後は少しフロア価格も下がると予想されます。

もちろんその後もコラボ作品の購入資格など特典は複数用意されていますので、気になる方はぜひ動向をチェックしてみてください。独自マーケットの構築にはある程度時間がかかると思われます。栄枯盛衰の激しいNFT業界ですが、[ Ledger ] Market Passに関しては少し長い目で見守るのがベストかもしれません。

[ Ledger ] Market Passの購入方法

[ Ledger ] Market PassはOpenSeaにて購入可能です。

[ Ledger ] Market Pass&Ledgerの公式情報

[ Ledger ] Market Pass:Opensea公式サイト
Ledger:TwitterDiscord公式サイト

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