メタバース(Metaverse)とは?

メタバースは仮想通貨やNTFとともに、今話題の最新技術です!

Facebookが社名を”Meta(メタ)”に変更しメタバースへの事業投資を加速したことで、世界的にも大きな注目を浴びています。

メタバースとは?まずこちらの記事では基礎知識を解説します。

メタバース(Metaverse)とは

メタバース(Metaverse)という言葉は、Meta(超越した)とUniverse(宇宙・万物)が組み合わさった造語です。

簡単に言えばメタバースとは仮想空間であり、VRゴーグルやパソコンスマートフォンなどから入り込める3D空間です。

分かりやすい仮想空間の例をあげると、ゲームでは「マインクラフト」「フォートナイト」、日本国内ので話題になった記憶に新しいものでは渋谷区公認の「バーチャル渋谷」や日産の「日産アリアとめぐる環境ツアー」などがイメージしやすいと思います。

過去にはたびたび、仮想空間は話題になってきましたが、10年以上前ではスペックの高いパソコンが必要であり起動も重く普及にいたりませんでした。

しかし、現在では5Gが普及し、3Dの世界がスマートフォンの中でもスムーズに動く時代になっています。

メタバースは、国境やジェンダー、通貨の境を物理的にも心理的にも取り払った世界となっていて、国や世界的な企業も大注目しているプラットフォームと言えます。

メタバースと仮想通貨・NFTの親和性

国や人種を超えて交流できるメタバースでの通貨と言えばなんだと思いますか?

そう、法定通貨は使いにくいですね。

そこで、仮想通貨のイーサリアムが登場するわけです。

※取引に適した仮想通貨は多数ありイーサリアムは代表的な例です。

仮想空間に入り込んでゲームや交流をするだけでなく仮想通貨やNTF(エヌエフティ―)との取引ができることで収益性も加わり、増々オンライン上での活動やエンターテインメントが盛り上がる可能性を秘めています。

特にNFTとの親和性は高く、注目されています。

例えば、ゲーム内であるアイテム『勇者の剣』があったとします。

”その剣は”誰のどんなレベルの剣かという情報”を唯一無二(オリジナル)のものとして証明することができ、他の誰かに売るなどの取引をすることができる。”

といったように、アイテムや商品の取引がメタバース内で可能になります。
さらに、メタバースに入り込むための人格(アバター)などのキャラクターもNFTにすることにより唯一無二(オリジナル)であることが証明可能になります。

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NFT(エヌエフティ―)とは?

メタバースのゲーム

メタバース世界のゲームで話題になった実例をあげると「The Sandbox(ザ・サンドボックス)」というものがあります。

いわゆるGameFi(ブロックチェーンゲーム)となっており、Play-to-Earn(ゲームをして稼ぐ)ことができるゲームです。

ブロックチェーン上でNFTの仕組みでトークン化されたアイテムを仮想通貨で取引することができるため、それが資産になり自由に売買することもできます。

これがリアリティーのある3D空間であるメタバース内でできるため、盛り上がること間違いなしですね。

そもそもブロックチェーンとは?GameFiとは?といった内容は別記事で確認してみてくださいね。

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GameFi(ゲームファイ)/ブロックチェーンゲームとは?

そもそもブロックチェーンとは?基本的な仕組みの話

メタバースへの期待

メタバースはもうひとつの世界であり、その中ではあらゆるサービス展開が可能です。

ユーザー目線ではアート、ゲーム、ファッション、スポーツ、音楽、旅行などなど、アバターとなって入り込んで自分のキャラクターで楽しむことができます。

ということは、メタバース上での企業の収益性も見込めるわけです。

メタバースの土地が取得できるだけでなく、既に3Dで建築をしたり、有名ファッションブランドが出店したりしており、アバターがアイデンティティを表現するアイテムを手に入れることができます。

さらに将来的には、異なるメタバースの世界を行き来できるようになる未来が想像できるので、使いやすいサービスが出現する時は近いと思われます!

メタバースの今後の課題

メタバースは新しい技術・概念であるため、アンテナを張っている民間企業の参入やユーザーの増加の方が早い現実がありながら、まだまだ法律などが未整備な分野です。

仮想通貨が使える便利な反面、決済通貨の問題も出てきます。

また、メタバース内での個人間のトラブルを現実世界に持ってきてしまう可能性もあるため、今後、利用上のルールや規制などがかかっていくことになると思われます。

とはいえ、経済活動が活発になる可能性が大きいメタバース!

今後の改革に注目していきましょう。

 

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