昨年末にリリースされてからというもの人気が衰えることなく、OpenSea人気ランキングでも常にトップに位置しているAzuki(アズキ)。
有名企業や世界的に名の知れたアーティストでもないAzukiのNFTがなぜこんなに人気を博しているのでしょうか。
ここでは、その理由と秘密を紐解いていこうと思います。
ひと目でわかる!Azuki(アズキ)
次の表は2022年7月5日時点の情報をまとめたものです。
プロジェクト名 | Azuki(アズキ) |
ブロックチェーン | イーサリアム |
コレクション | 10,000のアニメ風キャラクター |
Twitterフォロワー数 | 30万9,804フォロワー |
取引最高額 | 420.7ETH |
ミント価格 | 1ETH |
フロア価格 | 11.11ETH |
総取引額 | 25万3,157.1549ETH |
購入方法 | ・OpenSea 購入方法の詳細はこちら |
Azuki概要
Azukiとは、Chil Labosというスタートアップ企業に所属するメンバーがロサンゼルスで立ち上げたNFTプロジェクトです。
GoogleやWEB3.0企業で事業経験のあるメンバーやゲーム業界で名の知れたメンバーもおり、優秀な才能のある若者が集まって立ち上げた期待の企業!
11月の情報公開から注目を集め、リリース後もOpenSea総取引量ランキング上位に位置しています。
Azuki NFTの特徴
AzukiはPEP(Picture For Profile)と呼ばれる主にTwitterアイコンで使用されることを想定したコレクションを出しています。
また、日本のアニメ風のデザイン「アニメスタイルNFT」というジャンルのアートになります。
そのアートの細部までこだわり抜いたクオリティの高さは、シンプルなアートが多いNFT業界の中でも群を抜いていると言えるでしょう。
なぜAzukiは人気なのか?
2022年1月にリリースされた1点あたり3400ドルのコレクションは3分で完売し、2900万ドル以上の収益を叩き出しました。
さらに200万ドル分がプライベート・オファリングで販売され、合計の売上は3100万ドル(約36億円)に達しています。
この絶大な人気の要因の一因として考えられるのが以下の点です。
・コミュニティ力
11月16日に情報が解禁されてからTwitterが開設され、その後Discordも開設。
チームのメンバーも積極的に情報の発信を行いファンを獲得していきます。
その後人気NFTプロジェクトとのコラボなども行い着実にファンを増やしていきました。
コミュニティをうまく作り上げて行ったことが成功に起因したと考えられます。
・PEP
PEP(Picture For Profile)というTwitterアイコンで使用されることを想定したコレクションは今の流行りでもあります。
AzukiはこのPEPのコレクションを出しているため、人気にうまく火がついたと言えるでしょう。
・技術力の高さ
AzukiはNFTで初めて「ERC721A」の企画を開発し、実装しました。
これにより、購入者のガス代の負担を軽減することに成功し更にその技術をオープンソースとして後悔することでNFTコミュニティ全体へ貢献しています。
・アートのスタイリッシュさ
そしてなんと言ってもクオリティの高いスタイリッシュなデザインは多くのファンを惹きつけます。
NFTアートだけに留まらずTwitterなどに投稿されている動画もスタイリッシュでかっこいいと話題をさらっているようです。
Azukiの将来性
Azukiを生み出したChil Labosメンバーの一人は「私たちの夢は、Azukiをアニメやゲームで利用されるビッグIPに育て上げることだ」と述べています。
ハリウッド進出も視野に入れており、さらにメタバースでの収益化も目指しているとのこと。
Azukiにはロードマップが存在しませんが、流行りにあわせコミュニティとともに柔軟に展開することが発表されています。
コミュニティと共に素晴らしいプロジェクトを作っていくという姿勢も新しいですね!
Azukiの買い方
AzukiはOpenSeaで購入が可能です!
参考記事: