「The Sandbox」内で使用することができる仮想通貨SAND。
2022年5月24日にコインチェックに上場したことで、国内では初めてとなる取り扱いがスタートしました。
この記事では、国内初上場の仮想通貨SANDについて詳しく解説してきます。
The Sandboxとは?
※画像は公式サイトから引用しています。
「The Sandbox(ザ・サンドボックス)」はイーサリアムチェーン上で作られた、ボクセルアートのNFTゲーム(ブロックチェーンゲーム)になります。
2012年のリリース以降、ダウンロード数は4,000万ダウンロード・月間アクティブユーザー数はピーク時には100万人を記録し2018年に「Animoca Brands(香港)」に事業売却されています。
Facebook社が2021年10月にMetaに社名を変更したことも影響し、世界的にメタバース市場への関心が大きくなり「The Sandbox(ザ・サンドボックス)」はその中でも注目のメタバースとなっています。
ユーザーは「The Sandbox(ザ・サンドボックス)」の仮想空間(メタバース)上にLAND(土地)を所有することができ、オリジナルゲーム作ったりキャラクター・アイテムなども自由に作成可能となっています。
作成したアイテムなどはNFTとして売買することが可能になっており、LANDを貸してレンタル料を得る・LAND上でオリジナルのゲームを公開し入場料を取るなど、収益化も可能となっています。
完全版のリリースは2022年末予定となっています。
「The Sandbox(ザ・サンドボックス)」には様々な企業・IPが参加・提携しています。
参加企業
- スクウェア・エニックス
- エイベックス
- 渋谷109
IPパートナー
- ウォーキングデッド
- スヌープドッグ
- アディダス
【参考記事】メタバース系ゲーム「The Sandbox(SAND)」とは?概要・遊び方・評判まとめ
仮想通貨SANDとは?
※画像は公式サイトから引用しています。
仮想通貨SANDとは「The Sandbox」内で使用される仮想通貨です。
マーケットプレイスでLANDやアイテムの売買をする際に必要で、ガバナンストークンとしての役割もあります。
ガバナンストークンとは運営の意思決定に関わることができる権利を持ったトークンのことです。
SANDの概要
SANDはイーサリアムチェーン上で発行されるERC-20規格のトークンとなっており、2022年5月24日にはコインチェックへ国内初となる上場をはたし取り扱いが開始されました。
通貨単位 | SAND |
トークン規格 | ERC-20 |
総発行枚数 | 30億枚 |
コンセンサスアルゴリズム | Proof of Work |
時価総額ランキング(2022年6月時点) | 40位 |
取引所 | コインチェック、BINANCE、bybit |
SANDの使い方
SANDには以下のような使い方があります。
- LANDの売買
- アイテムの売買
- ガバナンス
- ステーキング
①:LANDの売買
SANDを使うことで、LANDの売買を行うことができます。
LANDは「The Sandbox」の内の土地のことで、現実世界の不動産と同じように貸し出すこともでき、その対価としてSANDを受け取ることで収益化も可能となっています。
LANDには発行上限があり、166,464個までとなっています。
LANDはNFTとなっておりコインチェックNFT(β版)やOpenSeaなどのマーケットプレイスで売買可能です。
②:アイテムの売買
「The Sandbox」内で使用できるアイテムはNFTとなっておりLANDと同様マーケットプレイスで売買可能となっています。
アイテムは「VoxEdit」を使い自作することも可能で、自作アイテムはマーケットプレイスで売ることで収益化も可能となっています。
「VoxEdit」は公式サイトからダウンロード可能なので、マインクラフトなどが好きな方はチェックしてみてください。
【参考記事】メタバース系ゲーム「The Sandbox(ザ・サンドボックス)」の始め方
③:ガバナンス
SANDはガバナンストークンとしても使用可能です。
SAND所有者は「The Sandbox」の運営の意思決定に関わるなど、今後の方向性に投票する権利を持つことができます。
④:ステーキング
ステーキングすることにより、一定期間ごとに報酬を受け取ることができます。
ステーキングとは、仮想通貨を一定期間預け入れることで報酬(利息)を得ることができる仕組みのことです。
SANDの購入方法
※画像は公式サイトから引用しています。
SANDは仮想通貨取引所で購入する事ができ、国内では唯一コインチェック(Coincheck)でのみ購入する事ができます。
海外取引所で購入する場合はBINANCEやbybitなどで購入可能となっています。
いずれも購入する際は仮想通貨取引所の口座が必要になるので、購入する場合は最初に口座開設をする必要があります。
【参考記事】Coincheck(コインチェック)の特徴・口座開設方法
コインチェック(Coincheck)でSANDの取り扱いスタート
2022年5月24日にコインチェックに国内初上場したことにより、国内取引所でもSANDの購入が可能となりました。
コインチェックでは一定期間暗号資産を預けることにより最大年率5%で暗号資産が増えていく「貸暗号資産サービス」を行っており、SANDも対象となっています。
SANDを購入してみよう
それでは実際にSANDを購入する流れを解説します。
PC版とスマホ版では少し手順が違うので両方の解説をしていきます。
コインチェック口座開設
まずはコインチェックで無料の口座開設を済ませましょう。仮想通貨を購入するには仮想通貨取引所の口座が必要になります。
【参考記事】Coincheck(コインチェック)の特徴・口座開設方法
口座開設が済んだら、コインチェックへログインし以下の手順で購入していきます。
PC版
①ホーム→②販売所(購入)→③「SAND」を選択→④購入金額を入力→⑤「購入する」をクリックして完了。
スマホ版
「販売所」→「SAND」をタップ。
「購入」をタップ。
購入金額を入力し、「日本円でSANDを購入」をタップして購入完了。