CryptoNinja Partners(CNP)は日本で誕生した国内最大のNFTプロジェクト。
海外と比べるとボリュームの小さな国内のNFT市場ですが、このCryptoNinja Partners(CNP)はOpenSeaで24時間総取引額で9位を取るなど、日本のNFT業界をけん引するNFTとなっています。
このCryptoNinja Partners(CNP)は今後、国内のNFT市場全体を盛り上げ続けてくれるでしょう!
今回はそんな日本を牽引するNFTプロジェクトであるCryptoNinja Partners(CNP)について特徴やプロデューサー、マーケティング戦略について紹介します。
この記事を読めばCryptoNinja Partners(CNP)の全貌が分かります!
一目でわかるCryptoNinja Partners(CNP)
表は2022年9月21日時点の情報をまとめたものです。
プロジェクト名 | CrytoNinja Partners(CNP) |
最初のミント日時 | 2022年5月15日 |
ブロックチェーン | イーサリアム |
コレクション | 合計22,222のNFTアート |
ミント価格 | 0.001ETH |
フロア価格 | 0.9ETH(イーサリアム) |
取引最高額 | 4ETH |
総取引額 | 約4,100ETH |
Twitterフォロワー数 | 4万3千人 |
購入方法 | OpenSea 購入方法の詳細はこちら |
CryptoNinja Partners(CNP)は5月15日にリリースされた比較的新しいNFTですが、すでに総取引額は1,700ETに達しており、
OpenSeaの24時間取引額ランキングでも9位にランクインしたことがあるなど、非常に勢いのある日本発のNFTとなっています。
画像はOpenSeaから引用
上記画像の縦棒が取引高、横の折れ線が平均価格を表しており、6月18日くらいから一気に取引額・平均価格も上昇し始めています。
今は取引高は落ち着いてきていますが、価格は比較的高い状態が続いています。
日本発の注目NFTですし国内のNFT市場に火をつけてくれる可能性も十分あると思うので、今後もっと注目されるNFTになってほしいですね!
2022年9月追記
CryptoNinja Partners(CNP)とは
画像はOpenSeaから引用
Crypto Ninja Partners(CNP)は忍者のパートナーをモチーフにしたNFTコレクションです。
キャラクターは全部で以下の4種類に分類することができます。
- パンダのリーリー
- タカのナルカミ
- ヘビのオロチ
- おばけのミタマ
CryptoNinja Partners(CNP)はただのコレクション目的のNFTに留まらず、「所有することで得られる価値」を継続的に拡張し、CryptoNinja Partners(CNP)ホルダーならではの体験を得られることを重視しています。
短期売買で利益を得るのではなく、継続的に持ち続けることで様々な恩恵を得られるNFTを目指していくと公式サイトで述べられています。
ここではCryptoNinja Partners(CNP)がどういったNFTなのかを具体的に紹介していきます。
CryptoNinja NFTのスピンオフNFTコレクション
CryptoNinja Partners(CNP)はCryptoNinja NFTのスピンオフ(派生物)としてはじまったプロジェクトです。
CryptoNinja NFTはWeb3.0のインフルエンサーのイケハヤ氏がNFTアーティストのリツ氏をプロデュースしたNFTコレクションで、2022年6月22日時点で32体のNFTがあります。
将来的には全部で100体のNFTがミントされる予定です。
なぜわざわざスピンオフしたかというと、CryptoNinja NFTは数が少なく価格が高すぎてファンが入手しづらい状態が続いていたため、気軽に入手できるCryptoNinjaの新たなNFT構想が始まったからです(後ほど詳しく解説)。
だからCryptoNinja Partners(CNP)を理解するには、まずCryptoNinja NFTを理解する必要があるのです。
CryptoNinja NFTの特徴
画像はNinjaDAO公式サイトから引用
ここではCryptoNinja Partners(CNP)の元となったCryptoNinja NFTの特徴について紹介します!
ジェネレーティブNFTではなく、手作りNFT
OpenSeaランキングの上位にいる多くのNFTはジェネレーティブNFTですが、CryptoNinja NFTは一つひとつデザイナーのリツ氏が手掛けているNFTです。
代表的なジェネレーティブNFTは、CryptoPunks(クリプトパンクス)やBored Ape Yacth Club(BAYC)が挙げられます。
二次創作(ファンアート)を歓迎
一般的に、他者のキャラクターを許可なく真似したり模倣したり(=二次創作)して、お金稼ぎをするのは法律上禁止されています。
しかしCryptoNinja NFTは二次創作(ファンアート)をむしろ歓迎しており、その結果多くの二次創作(ファンアート)のNFT・マンガ・小説・音楽などが次々に現れました。
二次創作(ファンアート)のライセンス料は基本的に無料であり、「誰もが使えるキャラクター」であることがCryptoNinjaの魅力と言えるでしょう。
二次創作(ファンアート)を通じて、NFT界隈だけでなく音楽やマンガなど全く異なった分野にも進出することで
CryptoNinja NFTの知名度やブランド力を高め、価値を高めることに成功しました。
そして二次創作(ファンアート)で最も大きなプロジェクトとなっているのが、CryptoNinja NFTのスピンオフであるCryptoNinja Partners(CNP)なのです。
CryptoNinja NFTをアニメ化!?
二次創作(ファンアート)の一環として、CryptoNinja NFTをアニメ化する以下の4社による共同プロジェクトが2022年2月より進んでいます。
- 株式会社ツクリエ
- 株式会社Tokyo Otaku Mode
- 株式会社THE BATTLE
- 株式会社ファンワークス
株式会社ファンワークスは映画「すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ」やアニメ「ざんねんないきもの事典」を手掛けた実績があり、とても期待が高まりますね!
私自身、アニメ「ざんねんないきもの事典」を見ていてこともあり、とても興味深いです!
NFTをアニメ化した事例はあまり多くはありませんが、9歳の日本人少年が制作したNFTコレクション「Zombie Zoo Keeper」のアニメ化映像が2022年5月に公開されています。
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url: https://www.youtube.com/watch?v=obPjDtNyinE&t=1s
src in org: https://www.youtube-nocookie.com/embed/obPjDtNyinE?start=1&feature=oembed
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src gen org: https://www.youtube-nocookie.com/embed/obPjDtNyinE
CryptoNinja NFTがどのようなアニメになるのか、楽しみですね!
ゲーム「CryptoNinja Party!」
画像はCryptoNinja Party!公式Twitterから引用
CryptoNinja Party!はPlay to Earnの1種で、ゲーム内にCryptoNinja NFTの忍者たちが登場する2022年7月リリース予定のゲームです。
スマホ(AndroidとiOS)でプレイ可能なので、とても気軽に楽しめますね。
プレイするにあたってCryptoNinja NFTを保有する必要はなく、また別のNFTを購入する必要があります。
CryptoNinja Party!プロデューサーのイケハヤ氏はゲームの内容を秘密としており、どんなゲームなのかは2022年6月時点でベールに包まれたままです。
最新情報はCryptoNinja Party!公式TwitterやDiscordをご参照ください。
2022年9月追記
CryptoNinja Party!のベータ版のリリースが2022年9月30日に決定しました!
ゲーム内容はミニゲームが集まったパーティー型のゲームとなっており、ゲームをプレイする際に必要なNFTの販売も行われました。
CryptoNinja Party!はCreate to Earnという新しい概念を導入しています。
CryptoNinja Party!は最初から用意されているゲームを遊べるだけでなく、自分でゲームを作り、そのゲームを他のユーザーに遊んでもらうことが可能です。
他のユーザーに遊んでもらえれば遊んでもらえるほど、ゲーム製作者に報酬が入る仕組みとなっています。
また、最初から用意されているゲームがつまらなければ、自分好みのゲームを作ることも可能ですから
ユーザー離れを抑えることにもつながります。
ゲームを作成(Create)することで稼ぐことができるこの仕組みは、長くゲームを繁栄させる新たな概念と言えるでしょう。
CryptoNinja Partners(CNP)の特徴
画像はOpenSeaから引用
CryptoNinja NFTとは真逆のNFT
CryptoNinja NFTは100体限定のNFT一つひとつがリツ氏によって描かれたNFTアートですが、一方でCryptoNinja Partners(CNP)はジェネレーティブNFTでプログラムによって自動生成された22,222体のNFTがミントされています。
CryptoNinja NFTは2022年6月時点で32体しかミントされておらずフロア価格も30ETHとかなり高価で、入手するのが困難でした。
そこで「多くのファンが安価な価格で入手できるように」と始まったのが、公式二次創作(ファンアート)CryptoNinja Partners(CNP)なのです。
ミント価格は0.001ETHと安く22,222体と多くのNFTがミントされました。
当記事執筆でもフロア価格は0.65ETHとミント価格よりはかなり価値が上昇しましたが、海外の有名NFTと比較すればまだ手が出しやすい価格となっています。
巨大なコミュニティ
もともとCryptoNinja Partners(CNP)はNinjaDAOと呼ばれるコミュニティによって企画されたプロジェクトでもあります。
NinjaDAOはDiscord上にあるイケハヤ氏が創設したDAO組織で2022年6月時点は2万8千人ものメンバーが参加しています。
NinjaDaoは誰でも(CryptoNinja ホルダーでなくても)参加することができるので、どんなコミュニティなのか知りたい方は実際に参加してみると良いでしょう。
こちらのDiscordから参加が可能です。
CNPホルダー向けのスマホアプリ「CNP Friends」が登場!
CNP Friendsは、CNPホルダー向けにリリースされたスマホアプリです。
CNPホルダー同士がより気軽にコミュニケーションを取れるようにと、開発されたアプリです。
持っているCNPをアイコンに設定でき、今後もコミュニケーションを活性化させるためのアップデートが行われていく予定です。
ミニゲームを追加される予定だとか!?
CNP Friendsの始め方はこちらの記事をご参照ください。
NFTプロデューサーのイケハヤ氏とは
画像はNewsPics「イケハヤ氏の『田舎に持ち家が最強』は本当か」より引用
イケハヤ氏は日本を代表するプロブロガー・インフルエンサーです。
中学時代からブログを執筆しており、イケハヤ氏のTwitterのフォロワーは35万人、Voicyのフォロワーも10万人。
YouTubeでも活動しており、「Ikehaya Web3 Univ.」というチャンネル名でチャンネル登録者数は22.5万人いるYouTuberでもあります。
一時期ブログ名を「まだ仮想通貨やってないの?」に設定していたこともあり、仮想通貨やNFTなどのWeb3.0分野の発信を積極的に行っているインフルエンサーの一人です。
実際、仮想通貨やNFTに触れたことがある人なら、大体の人がイケハヤという名前は聞いたことがあるでしょう。
この記事でも紹介したとおり、CryptoNinja NFT・CryptoNinja Partners(CNP)のプロデューサーでもあり日本のWeb3.0の最先端を走っている人間と言っても過言ではないです!
CryptoNinjaマーケティング戦略
CryptoNinjaがここまで成功を収めた要因としては、イケハヤ氏のNinjaDAOのマーケティング戦略が上手くいっているからです。
ここでは、CryptoNinja NFTとCryptoNinja Partners(CNP)の2つのマーケティング戦略について考察します。
CryptoNinja NFTのマーケティング戦略
CryptoNinja NFTが成功を収めている理由として「日本のWeb3.0インフルエンサーであるイケハヤ氏がプロデュースしているから」と言えますが、それを言ってしまったら面白くありませんので細かなところを見ていきましょう。
- NFTが全部でわずか100体
- 一つひとつのNFTがデザイナーによる手作り
- ニンジャをモチーフ
- チャリティー企画
- 二次創作(ファンアート)
この記事ですでに解説したところと被る箇所がありますが、主にこの5つが成功に導いたマーケティング戦略と言えます。
NFTがわずか100体しかなく、一つひとつのNFTがデザイナーによる手作りであることで、海外の有名NFTとは差別化に成功しています。
さらに、日本発のNFTですので、日本の想起させるキャラクターである必要があると考えたイケハヤ氏は「ニンジャ」と「サムライ」のどちらかで悩んだ末、多様性が出せそうなニンジャに決定しました。
チャリティー企画に関しては、イケハヤ氏がNFTチャリティーオークションを行いました。
エイズ孤児支援NGO・PLASと協力し、CryptoNinja 020(菩薩くのいち)をオークションにかけて14ETHで落札。
その14ETHはすべてアフリカに寄付されました。
ちなみにCryptoNinja 020(菩薩くのいち)を落札したのは、あの関口メンディーさんで、このことも大きな話題を呼びました。
こうして知名度が高まる中で、さらに二次創作(ファンアート)が多く出回ったことで、話題がさらに話題を呼んでいる状況が続いているのです。
CryptoNinja Partners(CNP)のマーケティング戦略
- CryptoNinja NFTとは真逆のNFT
- 熱心な宣伝活動
CryptoNinja Partners(CNP)はNFTの数も22,222体と多く、安価で手に入ることから真逆のNFTであると言えるでしょう。
CryptoNinja NFTでCryptoNinjaのファンを獲得し、NFTが欲しいけど高くて手が出ないファンを増やしてから、安価で量の多いCryptoNinja Partners(CNP)をリリースしたことで、わずか1時間ほどで売り切れる大成功を成し遂げたと言えます。
2022年6月中旬に入って、急激にCryptoNinja Partners(CNP)が値上がりしたのはイケハヤ氏の熱心な宣伝活動が功を奏したからと言えるでしょう。
イケハヤ氏は自身の発信力を最大限活用し、CryptoNinjaの宣伝活動を行っています。
Twitter・YouTube・Voicy・メルマガ・ブログなど様々なメディア媒体でCryptoNinjaについての発信しており、多くの人の興味を惹きつけることに成功しました。
イケハヤ氏自身も2022年6月時点でCryptoNinja Partners(CNP)のNFTをTwitterのプロフィール画像に設定しています。
CryptoNinjaのユーティリティー
CNP Jobs(CNPJ)などの続編プロジェクト優先購入権
CryptoNinja Partners(CNP)の続編プロジェクトとして、CNP Jobs(CNPJ)がすでに決定しています。
こちらもアーティストうじゅうなさんによる二次創作(ファンアート)の1種で、テーマは「職業」になっています。
画像はイケハヤ氏公式Noteから引用
上記画像のように、CryptoNinja Partners(CNP)のキャラたちがサッカー選手になっていたり、警察官になっていたりします。
イケハヤ氏も言っていますが、自分の趣味や職業にあうキャラクターがいたら欲しくなりますよね!
全NFTが11,111点ということで、CryptoNinja Partners(CNP)のNFTよりも半分なのでこちらも価値が上がる可能性を秘めています!
7/17 9:00に購入スタート!19分で売り切れる人気となり、ミント価格0.001ETH→0.3ETHなので一瞬にして300倍の価格上昇も起こしました。
日本発のNFTとして、24時間の売上高が5位に躍り出るなど、CNPを超える快挙です。
CNP Jobs(CNP)のほかにも、続編プロジェクトは以下のようなものがあります。
- CNPR・・・Rookies(特攻服)
- VLCNP・・・VeryLong(長い)
- CNPX・・・女性化(XはX染色体のこと)
- CNPB・・・Baby(赤ん坊)
- CNPVN・・・Villains(悪役)
コミュニティ
先述したNinjaDAOの中には、CryptoNinja Partners(CNP)ホルダーしか参加できないチャンネル「#office-ジェネラリティ部」があります。
このチャンネルでCryptoNinja Partners(CNP)が発案されたので、原点ともいえるチャンネルです。
CryptoNinja Partners(CNP)誕生の軌跡をさかのぼって見ることや、リアルなマーケティング戦略の最前線など様々な有益な情報を閲覧することが可能です。
エアドロップ
画像はCryptoNinja BLOG公式Noteから引用
CryptoNinja Partners(CNP)を保有しておくことで、今後様々なエアドロップが期待できそうです。
2022年6月時点で、2022年秋から冬にかけて巻物NFTがエアドロップされることが分かっています。
しかしこの巻物がいったいどのような性質があるかは分かっておらず、お楽しみという形になっています。
CryptoNinja Partners(CNP)公式noteで以下のように述べられています。
ここから、CNPの新たな伝説が幕を開ける・・・。
CNPは遂に霊界に足を踏み入れる?!
霊界とはどういうことなのでしょうか?
良く分かりませんが、それが楽しみにつながりますね!
CryptoNinja Partners(CNP)の将来性
CryptoNinja Partners(CNP)はもともと0.001ETHで販売が開始されましたが、6月中旬にはフロア価格でも0.62ETHと大幅に値上がりしました。
さらにその後の2022年9月には0.9ETHまで上昇し、フロア価格1ETHが見えてきています。
値上がりしたとはいえ、海外の有名どころのNFTよりはまだまだ安いですし、何より日本最大のNFTプロジェクトに成り上がったわけですから今後さらに注目を浴びる可能性は高いです。
日本政府もNFTなどのWeb3.0の積極活用を提言していたりするので、国内でNFTブームが起きた時は今とは比較にならないくらい、価値が上がっているかもしれません。
NFTは価値を維持するのが難しく、NFTの価値を維持するにはマーケティングが重要であると言えます。
Bored Ape Yacht Club(BAYC)やCool Catsなどの海外の有名NFTは、あれこれ様々な施策を実行し、イベントを企画するなどして高水準の価値を維持しています。
だからCryptoNinja Partners(CNP)の将来性も、イケハヤ氏のNinjaDAOのマーケティング手腕次第でしょう。
2022年、仮想通貨やNFTの市場は決して良好であるとは言えない状況が続いており、有名どころのNFTも全盛期と比べると
フロア価格は下がってしまっている者が多いです。
そんな状況下でも、Crypto Ninja Partners(CNP)は順調にフロア価格もコミュニティも拡大しており、
そういった点ではイケハヤ氏のマーケティング手腕が光っていると言えるでしょう。
今の調子が続けば、ぐんぐん価値が上がっていくことは十分に考えられますね!
私としても、国内でNFTが流行ってほしいのでCryptoNinja Partners(CNP)が先陣を切って、NFTブームを湧き起こしてほしいと思っています。
CryptoNinjaの公式情報
- 公式サイト:https://www.ninja-dao.com/
- Twitter:https://twitter.com/CryptoNinja_NFT
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