Okay Bears(オーケーベアーズ)は、クマをモチーフにした1万体のジェネラティブNFTコレクションです。
Solanaを基にしたNFTコレクションでは、史上初となるOpen Seaでのランキング1位を獲得しました。現時点で、最も成功しているSolanaのNFTコレクションであることは間違いありません。
この記事では、そんな話題のNFTプロジェクト「Okay Bears」の概要や特徴などについて解説していきます。
一目で分かるOkay Bears
以下の表は2022年6月12日時点の情報をまとめたものです。
プロジェクト名 |
Okay Bears(オーケーベアーズ) |
ブロックチェーン |
Solana |
コレクション |
10,000個のジェネラティブNFT |
ミント価格 |
1.5SOL(ソラナ) |
フロア価格 |
110SOL |
取引最高額 |
1,675SOL |
総取引額 |
18,000SOL |
Twitterフォロワー数 |
約15万人 |
購入方法 |
・OpenSea |
ここからは具体的な内容について解説していきます。
Okay Bearsとは
引用:Instagramより
Okay Bearsは、2022年4月27日に、NFTマーケットプレイスMagic Edenでミントが開始された、1万体のジェネラティブNFTコレクションです。
1.5SOL(約19,000円)でミントが開始された後、わずか24時間で約24億円もの取引が発生しました。24時間で約24億円というのは、これまでのNFTコレクションの24時間取引量の最高額を更新したことになります。
また、Okay Bearsは、Ethereumではなく、Solanaに基づいたNFTコレクションです。SolanaのNFTコレクションが、EthereumのNFTコレクションの取引量を超えたのも、史上発の快挙でした。
Okay Bearsの特徴
ここからは、Okay Bearsの特徴について解説していきます。
- クマをモチーフにしたジェネラティブNFT
- Solanaに基づいたNFTコレクション
- ロードマップが存在しない
クマをモチーフにしたジェネラティブNFT
Okay Bearsは、クマをモチーフにした1万体のジェネラティブNFTコレクションです。
Bored Ape Yacht Club(BAYC)を彷彿とさせる、動物をテーマにしているのが大きな特徴の一つで、イラストのタッチや雰囲気もよく似ています。
また、Okay Bearsは、リラックスしてるけど活気のある自由なコミュニティを目指しているとのこと。
スタートして間もないですが、既にNFT業界で大注目のコレクションです。
Solanaに基づいたNFTコレクション
Okay Bearsは、これまで成功を収めてきたBAYC、AZUKI、CryptoPunksなどの、Ethereum に基づいたNFTコレクションとは異なり、Solanaブロックチェーンを基に作成されています。
SolanaのNFTコレクションが、EthereumのNFTコレクションの取引額を超えたのは史上初のことで、今後もSolanaを牽引するプロジェクトになることは間違いありません。
なお、NFT愛好家の中には、Solanaで発行されるNFTに反対する方々が存在しているため、Ethereum上で発行した「Not Okay Bears」という類似NFTコレクションも登場しています。 |
また、多くのインフルエンサーがこぞって購入しており、フォロワー数約300万人のFaze Banks氏は、20体も購入したようです。
Remember I said this; @okaybears has a real shot to have a Bored Ape like come up in regards to dominating their chain $SOL & that their community won’t fold under win pressure. $SOL NFT’s are going to run through this bear market. $ETH will be fine too. We’re all gunna be okay. pic.twitter.com/8DkHenPhTQ
— FaZe Banks (@Banks) May 14, 2022
ロードマップが存在しない
Okay Bearsには、時系列でのロードマップが存在しない代わりに、Blueprint(見取り図)が公開されています。
引用:公式サイトより
Okay Bearsの共同創設者であるKaisは、伝説のNBAプレイヤー「コービー・ブライアント」を見て育ったため、そのメンタリティの影響を受けた結果、ゴールよりもプロセス(今)に集中することを大切にしているとのこと。
そのため、時系列のロードマップではなく、Blueprintを公開しています。
Blueprintをコレクションの指針にしているため、締め切りに追われることがなく、イノベーションが生まれる可能性が高いと言えます。
※Blueprintについての詳細は後述いたします。
ミント価格とフロア価格
Okay Bearsは1.5SOLでミントされ、2022年6月12日現在のフロア価格は110SOLとなっています。なお、フロア価格は日々変動するため、最新情報はOpen SeaやMagic Edenをご覧ください。
Okay Bearの構成要素
引用:Open Seaより
Okay Bearsは、他のジェネラティブNFTコレクションと同様に、様々なパーツで構成されています。
- Mouth(口)
- Fur(毛皮)
- Eyewear(メガネ)
- Hat(帽子)
- Clothes(服装)
- Eyes(目)
- Background(背景)
ちなみに、Okay Bearsで最もレアリティが高いのは以下のNFTで、ジェネラティブとして生成される確率は0.0000000001562%とのこと。
引用:Open Seaより
Okay Bearsの運営メンバー
Okay Bearsの運営メンバーを紹介します。
名前 |
役職 |
プロフィール |
CO-FOUNDER |
グラフィックデザイン、美術史、ブランディングの学位を持ち、ユニセフ、国連、ユニリーバ、グリーンピース、フォード、デル、オリンパスなど多くのグローバルブランドでデザインプロジェクトを構築・指揮してきた経験を持つ。 | |
CO-FOUNDER |
以前はエンジニアだったが、現在はWeb3コミュニティの開発・育成を行う新進気鋭のリーダー。戦略的デザインコンサルティング会社で、国際的なチームのNFT収集プロジェクトに携わった経験を持つ。 | |
RIO |
DIGITAL ARTIST |
「レジェンド・オブ・ルネテラ」「スマイト・ゲームズ」「クラッシュ・ロワイヤル」などの人気ゲームプロジェクトや、「シンデレラ」「ハーフワールド」「グリッセ」「メイ・デビル・テイク・ユー」などの映画制作に携わった経験を持つ。 |
MANDY |
ILLUSTRATOR |
NYUで美術の修士号を保有。国際的な玩具メーカーや金融機関のイラストレーションなど、多様なグローバル・クリエイティブ・プロジェクトに携わった後、当社のオーケーベアチームに参加。 |
MOONY |
ILLUSTRATOR |
プロダクトデザインの資格やキャラクターイラストレーションの深い専門知識を持つ。また、児童書のリードイラストレーション、制作物、ミュージアム体験のコンテンツデザインなどを手がけている。 |
RAMA |
CONCEPT ARTIST |
インディーズコレクティブからクリエイティブプロジェクトまで、多様なブランドでオリジナルIPを開発した経験豊富なグラフィックデザイナー。 |
TEEQ |
WEB DEVELOPER | 工業デザインのバックグラウンドを持ち、UX実践の豊富な資格を持つ。グローバルなスタートアップや政府機関のUX、UI、Web開発など、幅広いデザイン・クリエイティブプロジェクトに携わっている。 |
DEVID |
FULL-STACK DEVELOPER | コンピュータサイエンスの修士号に加えて、政府機関やEコマースの大規模プロジェクトなど、アジア全域のデジタル変革プロジェクトにおける開発で豊富な業界経験を持つ。 |
GG |
GAME DEVELOPER | ゲームとインタラクティブメディアの修士号を取得した経験豊富なゲーム開発者であり、NFTの複数のコミュニティとプロジェクトで経験と実績を積んだ有能な3Dキャラクターアーティスト。 |
BOWOW |
MOTION DESIGNER | アニメーションと映像の幅広い経験を持つ才能豊かなモーショングラフィックデザイナーで、Niveaなどの一般的なブランドや新興のスタートアップなど、数多くのグローバル企業で活躍している。 |
NUKLA |
CREATIVE WRITER | 経営コンサルティングの経歴を持ち、広告業界で様々な分野のライティングに携わった経験を持つ。世界を描写し、そのストーリーを伝えるための言葉の魔術師として、プロジェクトに携わっている。 |
SHOVAN |
SOFTWARE ENGINEER | 昼は航空機エンジニア、夜はWeb3開発者。NFTコミュニティプロジェクトの成功に基づき、品質、実用性、メインストリームへの導入に焦点を当てたWeb3スキルの構築を継続的に目指している。 |
Okay BearsのBluePrint(見取り図)の詳細
Okay Bearsは、一般的なNFTコレクションのロードマップとは異なり、BluePrint(見取り図)を公開しています。
BluePrintは、ロードマップのように時系列ではないため、先の計画にとらわれず、プロセス(今)に集中できます。そのため、イノベーションの可能性が高まるとのこと。
ここからは、そんなBluePrint(見取り図)について、詳しく解説していきます。
引用:公式サイトより
- THE PARK
- BEAR MARKET
- WORKSHOP
- STUDIO
- GALLERY
- BOUTIQUE
- PLATFORM
THE PARK
BluePrintの中心にある場所で、Okay BearsのDiscordのことを指しています。
Okay Bearsのホルダーは、The Park(公式コミュニティ)=Discordに参加可能で、メンバー限定のNFTエアドロップやイベント、世界的ブランドとのコラボレーション情報などが、事前に入手可能です。
BEAR MARKET
BEAR MARKETは、Okay Bearホルダー専用のWeb 3、Web 2、IRL(現実世界)での販売チャネルのエコシステムを表しています。
具体的には、ホルダー限定で購入可能な商品ページへのアクセス権が得られたり、世界中の都市で開催されるポップアップストアやカンファレンスへ参加可能になります。
WORKSHOP
WORKSHOPでは、さまざまな手段でOkay Bearsのブランド価値を向上させていくことが示されています。
具体的には、以下のような手段でブランド価値の向上を図っていくとのこと。
- グローバルブランドとのコラボ
- 地下鉄やバスの広告
- ATL(TV・新聞・ラジオなど)の屋外広告
- CM
- ビルボード(米国の芸能メディアブランド)
STUDIO
STUDIOでは、Okay Bearsのコミュニティによって作られたLo-Fi musicのアルバムをSpotifyで公開し、全世界の人々に楽しんでもらうことを予定しています。
なお、Okay Bearsホルダーには、アルバムの優先アクセス権が配布されます。
このLo-Fi musicアルバムは、おそらくNFTとして公開されるため、Okay Bearsの人気が高まれば高まるほど、アルバムの価値が高騰することは間違いないでしょう。
GALLERY
GALLERYは、1万体のOkay Bearsコレクションの全てを閲覧できる場所です。
また、世界中のアーティストを応援するため、ファンアート(二次創作)のキュレーションページを作成したり、リアルでのポップアップ展示を予定したりしているとのこと。
BOUTIQUE
BOUTIQUEでは、ファッションやスポーツブランドとのコラボレーションにより、Okay Bearsのグッズを販売することを予定しています。
グッズは、Okay Bearsホルダー限定のものや、ホルダー以外でも購入可能のものがあるようです。
PLATFORM
PLATFORMでは、イベントやカンファレンスを開催し、業界関係者やオピニオンリーダーと、Okay Bearsホルダーを繋いでいく予定とのこと。
また、「The Honeypot」と呼ばれるインキュベーターを立ち上げ、Okay Bearsのブランドやサービスの向上に貢献したスタートアップ企業などに対して、助成金や限定ライセンスの付与などを行うことを発表しています。
Okay Bearの購入方法
Okay Bearsは、以下のNFTマーケットプレイスで購入可能です。
- Open Sea
OpenSeaでの購入方法について、詳しくは「こちら」 - Magic Eden
Okay Bearの公式情報
Webサイト:https://www.okaybears.com
Twitter:https://twitter.com/okaybears Instagram:https://www.instagram.com/okaybearsnft/ Discord:http://discord.gg/bearwithus |