Meta(メタ社、旧フェイスブック社)が、FacebookでのNFT導入テストを開始しました。
プロダクトマネージャーであるNavdeepSingh氏がTwitterにて「FacebookでNFTを開始します!」と、Facebookの画面上にどのように表示されるかが分かるスクリーンショットを投稿しました。
※Twitterより引用
Meta社の取組み
Meta(メタ)は世界的トップ企業のGAFAM(Google・Apple・Facebook(現Meta)・Amazon・Microsoft)の1社であり、急Facebook社が名称変更してMetaです。
Facebookは世界最大のソーシャルメディアプラットフォームであり月間29億人以上のアクティブユーザーがいるため、がNFTを扱うことはNFT市場にはとても大きなニュースです。
Facebookはいち早くメタバースの開発に着手しており、VRのヘッドセットも販売しています。
独自のアバター作成機能についても既に導入されており、日本人でもアプリ内で自分らしい顔のパーツや服装を選択して作成することで、プロフィール画像や投稿時・スタンプに利用できます。
一部の地域では有名ブランドの服もアバターのために購入できるとのこと。
※公式サイトより引用
しかしながら、アバターの服の購入にはブロックチェーンはまだ使われていないとのことです💦
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NFT導入について
NFTコンテンツ導入の話題は、先日のInstagramに続きFacebookについても発表となりました。
NFTについてはもちろんブロックチェーンによるものであり、Instagramではイーサリアム(ETH)およびポリゴン(MATIC)専用で、さらに将来的にはソラナ(SOL)の導入が検討されています。
FacebookがInstagramと同様の開発プロセスになるかはわかりませんが、これまでNFTに触れたことの無い新たなユーザーが入ってくることは間違えないでしょう!
現在このコンテンツは、北米と一部のクリエイターのみの利用となっており、すべてのユーザーが使用できるのはまだ先のようです。
Metaは、NFTクリエイターが、FacebookやInstagramを含むすべてのMetaプラットフォームに同時にミントできるようにしようとしています。
FacebookのNFTサービスは無料
また、FacebookはソーシャルメディアプラットフォームでNFTクリエイターが無料で利用できるように計画しています。
NFTを採用している他のソーシャルメディアTwitterの以下のような出来事から方針を学んだそうです。
Twitterが最初にNFTプロフィール設定を導入したとき、参加するには2.99ドルかかりましたが、最終的に、NFTコミュニティからの指摘から完全に無料にした経緯があります。
メタバースのビジョン
FacebookとInstagramの両方でのNFTの採用は、Metaの大規模なメタバースビジョンの一部であり、Web3革命を先導する企業になるべく「メタバース」に全力で取り組んでいます。
さらに、Metaは、NFTクリエイターがFacebookとInstagramで収益化できるようクリエイターのコミュニティと共に模索しています。
Meta社の今後はとても楽しみですね!
Meta公式サイト:https://about.facebook.com/